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11-22(日)

「赤い指」  東野圭吾


少女の遺体が住宅街で発見された。捜査上に浮かんだ平凡な家族。一体どんな悪夢が彼等を狂わせたのか。「この家には、隠されている真実がある。それはこの家の中で、彼等自身の手によって明かされなければならない」。刑事・加賀恭一郎の謎めいた言葉の意味は?家族のあり方を問う直木賞受賞後第一作。



<感想> ★★★☆☆

東野圭吾さんといえばいくつかのシリーズ物がありますが、本書は警視庁

刑事加賀恭一郎を主人公とするシリーズの一冊です。 ちなみに最新刊の

新参者』もこのシリーズのようです。


さて、本書は幼女殺人を犯してしまった子供の犯罪を、隠蔽しようとする家

族の物語です。 事件は唐突に始まりますが、我が子の犯罪を隠蔽するま

でに至る父親の心理描写が巧みで、特に少女の遺体を公園に捨てに行く

あたりの緊迫感は、著者の実力をまざまざと見せつけられます。 ミステ

リーとしての枝葉は省かれているように思いますが、現代の家族が抱えて

いる闇をリアルに描いています。 牽引力もハンパではないので、これは

手紙』を凌ぐ作品に違いないと読み進めました。


後半のついてですが、大半の読者は評価しているようなので、あくまで少数

派の意見として申し上げるなら、過剰な演出と取ってつけたような謎解きに

興醒めしてしまったというのが正直な感想です。 


ここまで無理に面白くしなければ、マーケットからソッポを向かれてしまうと

いうことなのでしょうか? ちょっと複雑な気持ちになった一冊でした。




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