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11-21(土)

「秋の牢獄」 恒川光太郎

十一月七日、水曜日。女子大生の藍は、秋のその一日を何度も繰り返している。毎日同じ講義、毎日同じ会話をする友人。朝になればすべてがリセットされ、再び十一月七日が始まる。彼女は何のために十一月七日を繰り返しているのか。この繰り返しの日々に終わりは訪れるのだろうか―。まるで童話のようなモチーフと、透明感あふれる文体。心地良さに導かれて読み進んでいくにつれて、思いもかけない物語の激流に巻き込まれる―。数千ページを費やした書物にも引けを取らない、物語る力の凄まじさ。圧倒的な多幸感と究極の絶望とを同時に描き出す。

<感想> ★★★☆☆

本書は恒川光太郎さんの三冊目の作品集です。

とにかく一冊目の『夜市』が圧倒的にヨカッタので、比較するのは酷です

が、若干トーンダウンしている感は否めません。 とにかく売れたから

次を早く・・というのは作家の意思ではなく編集サイドの思惑だと思いま

す。 新人作家は大事に育てて欲しいものです。


さて、冒頭からセルジオ・越後チックになってしまいましたが、それはあ

くまで『夜市』と比較してということで、決して作品自体のクオリティーが

低いと言うわけではありません。 収められている三作の共通するテー

マは「囚われ」だと思いますが、その状況下にある主人公達の心理描

写が秀逸でした。 


『夜市』と同じティストの『神家没落』の評判がいいようですが、個人的に

『幻は夜に成長する』のサスペンスチックな展開に惹きつけられました。

 


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Comment


 

Re:「秋の牢獄」 恒川光太郎(11/21)

こんばんは!
私もこの作品に「夜市」の影を見てしまったような気がします。やっぱり、「夜市」が凄く良い作品なだけに編集サイドに似たようなテイストの作品を求められた感が否めないですよね~。
実力のある作家さんなので、編集サイドに負けず?に書きたいものを書いていってもらいたいです。

 

ぷるんつさん

おはようございます♪

>こんばんは!
>私もこの作品に「夜市」の影を見てしまったような気がします。やっぱり、「夜市」が凄く良い作品なだけに編集サイドに似たようなテイストの作品を求められた感が否めないですよね~。
>実力のある作家さんなので、編集サイドに負けず?に書きたいものを書いていってもらいたいです。

書いているというか、書かされているという印象を持ちました。版元の一発当てたいという意識はわからないでもないんだけど、それに読者や作家を巻き込んで欲しくないなぁ~と思います。

 

Re:「秋の牢獄」 恒川光太郎(11/21)

こんばんわー☆
恒川さんの「雷の季節の終わりに」を、
今ちびちびと読んでますー☆
夜市は本当にすごかったですよねぇ。
この本も読みたくて文庫になるのを楽しみに待っています。
「圧倒的な多幸感と究極の絶望」だなんてなんだかスゴそうですね。。。

 

まる811さん

こんばんはぁ~♪

>こんばんわー☆
>恒川さんの「雷の季節の終わりに」を、
>今ちびちびと読んでますー☆

やっぱ冬は熱燗だね。ヲヂさんもちびちびやってるよ(笑)

>夜市は本当にすごかったですよねぇ。
>この本も読みたくて文庫になるのを楽しみに待っています。

ほい!『夜市』は癒し系ホラーのブームに乗ったというのもあるけど、完成度高いと思います。 
私も文庫待ちしてましたが、友達が貸してくれました。

>「圧倒的な多幸感と究極の絶望」だなんてなんだかスゴそうですね。。。

おぉ~改めてあらすじを見ると、そんなコト描いてありますね。 この言葉いろんなシチュエーションで使えそうですね!!「結婚なんて圧倒的な多幸感と究極の絶望さ」とか・・(汗)

 
 
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