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09-19(土)

「青葉の頃は終わった」  近藤史恵


河合瞳子が大阪郊外のホテル七階から飛び降りた。周囲を魅了した彼女の突然の死。大学卒業から五年、その報せは仲間に大きな動揺を与えた。そんな折り、友人たちに瞳子からのはがきが。そこには、わたしのことを殺さないで、とあった。彼女を死に赴かせたものは?答えを自問する残された者たちが辿り着いた先は?ほろ苦い青春の終わりを描く感動のミステリー。



<感想> ★★★★☆

最近、あちこちで感想のUPされている近藤史恵さんですが未読です。 

『タルトタタンの夢』が気になっていますが、とりあえず「ぶ」でみつけた作

品を読んでみました。


さて、本書をひとことで言うなら、自殺した女性を巡る心理サスペンスで

す。 章ごとに、自殺した女性の友人達が一人称形式で語るという構成

になっています。 語り手たる友人の性格や行動様式を踏まえた書き分

けが秀逸で、近藤史恵さんの実力を垣間見ることができました。


客観的に言うなら、ミステリーとしては弱いし、青春小説として読むには

トーンが低すぎます。 ただ、個人的にはこの手の作品はすごく好きです。

文庫版の解説でミステリー評論家の方が、アンドリュー・ガーヴを引き合

いに出していますが、激しく同意しました。(笑)


登場人物は現代の若者たちですが、古典的な手法で描かれた心理サス

ペンスとも言えます。

良質の心理サスペンスをお求めの方におススメです。






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