プロフィール

きたあかり

Author:きたあかり
文芸書中心の読書日記です。
読書傾向はフリーエリアの円グラフを見てください。 サイトのご案内

フリーエリア
ひとこと掲示板
FC2カウンター
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

-----(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
07-06(月)

「ルパンの消息」 横山秀夫


十五年前、自殺とされた女性教師の墜落死は実は殺人─。警視庁に入った一本のタレ込みで事件が息を吹き返す。当時、期末テスト奪取を計画した高校生三人が校舎内に忍び込んでいた。捜査陣が二つの事件の結び付きを辿っていくと、戦後最大の謎である三億円事件までもが絡んでくるのだった。時効まで二十四時間、事件は解明できるのか。



<感想> ★★★★★

本書は横山秀夫さんのデビュー作です。 前から存在は知っていましたが

イマイチ手が出ませんでした。 


理由その1)ルブランファンには申し訳ありませんがタイトル。 
        
       まじっすか?と思うほどベタなタイトルに引いてしまった。 


理由その2)えっ!なんで三億事件が・・??ちょっと大風呂敷広げすぎ。

        ストーリー破綻してるっぽい。



ところが・・リンク先の方が絶賛!!それを拝見して手にしてみました。


さて、冒頭からロケットスタートです。 いきなり15年前の事件が時効寸前

で露見・・ヲイヲイ乱暴すぎるぜこの展開と思って読み進めましたが、警察

小説の白眉と呼ばれる作品を数多く手がける著者だけあって登場する刑

事のキャラ造りはパーフェクトです。 


ミステリーにおいてタイムリミットものというのはジャンルのひとつといえる

ほど多くの作品がありますが、リミットに説得力がないと読者はついてきま

せん。 冒頭を読む限り、本書はそのパターンに陥る可能性大ですが、臨

場感のある描写はそれを補って余りあるほどです。 

また、私自身ミステリーを読むときに、いわゆる謎解きには重きをおいてい

ませんがこの部分においても秀逸でした。 本格ミステリーファンでもそれ

なりに満足できるのではないかと思います。


加えて、15年前から現在へと橋渡しをしているいくつかのエピソードには

うるるんとしちまいました。 88%の確率で泣いちゃいます。


最近新作出ないけど・・・

横山秀夫って堅い感じがするんだよね・・

オッサンが読む奴でしょ?

などとお考えの方に強くおススメいたします。 

もちろん私のようにヘンな先入観を持っている方にも・・

とにかく面白いです!!!


関連記事
スポンサーサイト
 

Trackback

URL :
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 

Comment


 

Re:「ルパンの消息」 横山秀夫(07/06)

おはようですー☆
下から3~6行目、まさにわたしもそう思っていた一人でした笑
でも初めての横山作品だったんですが、
ぐいぐい読んでしまいました。
刑事がちょっとカッコよかったですねぇ。
それにしてもきたあかりさんのレビューは
いつもちゃんとまとまってて読みやすいです!!
わたし、ついつい激情のままにグダグダ書いてしまうんで…涙

 

まる811さん

こんばんはぁ~♪

>おはようですー☆
>下から3~6行目、まさにわたしもそう思っていた一人でした笑

大当たりでした♪♪♪
ご案内ありがとうございました★

>でも初めての横山作品だったんですが、
>ぐいぐい読んでしまいました。
>刑事がちょっとカッコよかったですねぇ。
>それにしてもきたあかりさんのレビューは
>いつもちゃんとまとまってて読みやすいです!!
>わたし、ついつい激情のままにグダグダ書いてしまうんで…涙

派手じゃないけどシブいオトナ的なキャラが多いかも、メタボの刑事とか出てこないんだよね・・(汗)
熊の親子の絵本で泣いたよ。

 
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。