プロフィール

きたあかり

Author:きたあかり
文芸書中心の読書日記です。
読書傾向はフリーエリアの円グラフを見てください。 サイトのご案内

フリーエリア
ひとこと掲示板
FC2カウンター
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

-----(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
06-29(月)

「庵堂三兄弟の聖職」 真藤順丈

庵堂家は代々、遺体から箸や孫の手、バッグから花火まで、あらゆる製品を作り出す「遺工」を家業としてきた。長男の正太郎は父の跡を継いだが、能力の限界を感じつつある。次男の久就は都会生活で生きる実感を失いつつあり、三男の毅巳は暴走しがちな自分をやや持て余しながら長兄を手伝っている。父親の七回忌を目前に久就が帰省し、久しぶりに三兄弟が集まった。かつてなく難しい依頼も舞い込み、ますます騒がしくなった工房、それぞれの思いを抱く三兄弟の行方は?第15回日本ホラー小説大賞大賞受賞作。


<感想> ★★★★☆

ホラー小説大賞だし、この装丁だし(←拡大して見てね)、あらすじ読んだ

ら・・・・。 どう考えてもスプラッタホラーってやつです。 絶対ムリ!と思っ

ていましたが、作品の舞台がおもいっきり地元なのでおっかなびっくりで読

んでみました。


さて、読み終えてからいろんな方のレビューを拝見しましたが、評価は二

分されています。なんだホラーじゃないじゃん(怒)と、なんだホラーじゃない

じゃん(安堵)
という意見です。 もちろん私は後者ですが、ホラーファンなら

歯がゆい思いをすると思います。 本書のジャンルはスプラッタホラーです

が、描かれているのは「遺工」を家業とする家で育った三兄弟の成長物語

です。 三兄弟の成長物語なら豆腐屋さんでも自転車屋さんでもいいんだ

けど、そこに死体を扱う「遺工」という職業(←ホントにはないと思う)を持ち

込んだのが著者のオリジナリティーだと言えます。 


独特のテンポのある文章も好き嫌いがあると思いますが、少なくても私は

嫌いではありませんでした。 未読なのでなんとも言えませんが舞城王太

さんの文章を引き合いに出して比較されている方が多いようです。 

関連記事
スポンサーサイト
 

Trackback

URL :
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 

Comment


 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。