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05-13(水)

「アンボス・ムンドス」 桐野夏生


不倫相手と夏休み、キューバに旅立った女性教師を待ち受けていたのは非難の嵐だった。表題作の他、女同士の旅で始まった生々しい性体験告白大会、若い女の登場に翻弄されるホームレスの男達、など七つの短篇を収録。女性の奥底に潜む毒を描き、直木賞受賞以降の刺激的かつ挑戦的な桐野文学の方向性を示す。


<感想> ★★★★☆

あくまで個人的な意見ですが、桐野夏生さんの作品は長ければ長いほど

面白いように思います。 じんわり。そして確実に登場人物を追い込んでい

くには、それなりの分量を必要とするからではないでしょうか。


さて、本書はそんな桐野さんの短編集です。 

正直言ってあまり期待していませんでしたが、一作目の『植林』でガツンと

やられて、残り6作はイッキ読みでした。 いずれの作品も女性の心の底に

ある毒を描いています。 角田光代さんもお得意のジャンルですが、やっぱ

桐野夏生はスゴいっす!!


ただ、あえて難を言うなら素材自体が短編小説に適していないせいか、読了

後に消化不良を起こしてしまう作品が多いように感じました。 この作品はぜ

ひ長編で・・と思う読者は多いはずです。 

私は好きですが、ありえないぐらい濃いコーヒーを飲んでいる気分にさせられ

るので、胃の弱い方にはおススメしかねます。(笑)


余談ですが、作品の中にグリコ・森永事件の脅迫電話で使われた子供の声

のエピソードが出てきます。 この子供はいったい誰だったんでしょうね?
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Comment


 

Re:「アンボス・ムンドス」 桐野夏生(05/13)

こんばんは。
だいぶ前に読んだので、内容は詳しく覚えていないのですが、ただただ黒かったという印象だけは強烈に残っています。
これでもかと毒のオンパレードに、確かにお腹壊しそうですね。

 

ぷるんつさん

こんばんはぁ~♪

>こんばんは。
>だいぶ前に読んだので、内容は詳しく覚えていないのですが、ただただ黒かったという印象だけは強烈に残っています。
>これでもかと毒のオンパレードに、確かにお腹壊しそうですね。

ハードカバーの装丁はかわいい感じだったので、勘違いして読んだ人からクレームがきそうな内容ですよね。 

まぁ~こんな小説ばっかり書いている桐野さんはもちろんですが、こんな小説ばかり読んでいる私もそのうちバチが当たるのではないとか危惧している今日この頃です

 
 
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