プロフィール

きたあかり

Author:きたあかり
文芸書中心の読書日記です。
読書傾向はフリーエリアの円グラフを見てください。 サイトのご案内

フリーエリア
ひとこと掲示板
FC2カウンター
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

-----(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
02-20(金)

「黒焦げ美人」 岩井志麻子



大正初年の岡山。妾稼業の姉の家には近在の高等遊民たちが集って、優雅なサロンのような様相を呈していた。しかし、ある夜、姉は惨殺された。それも、全身を黒焦げに焼かれて…。田舎に広がる波紋、そして意外な犯人像!岡山で実際に起きた猟奇事件に取材した、岩井版「冷血」と呼ぶべき力作長篇。



<感想> ★★★☆☆

すげぇ~タイトルだと思いませんか?

だって「黒焦げ美人」ですぜ!!奥さん。(笑)


幅広いジャンルを手がける岩井志麻子さんですが、本書は津山三十人

殺し
をテーマにした『夜啼きの森』と同じく、実際にあった事件をモチーフ

に描かれています。


舞台は大正元年の岡山。 被害者(つまり黒焦げ美人)の妹が軸になって

物語が進行していきます。 妾に出した娘に依存する両親や、執念深い新

聞記者など岩井さんが得意とするキャラを配していますが、『夜啼きの森』

で感じた独特のドロドロ感が弱いような気がします。 もちろん舞台は岡山

市内なので、山間部ほど人間関係は濃密ではないと思いますが・・。 


文章も凝っているし、加害者の生い立ちもそれなりにおどろおどろしいんだ

けど全体的に上品すぎるように思います。 その点では、タイトル負けしち

ゃっているかなぁ~というのが正直な感想です。 


文庫のお楽しみと言えば巻末の解説ですが、これもなんだかなぁ~って感じ

でした。 
関連記事
スポンサーサイト
 

Trackback

URL :
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 

Comment


 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。