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01-22(木)

「トワイライト」 重松清


小学校の卒業記念に埋めたタイムカプセルを開封するために、26年ぶりに母校で再会した同級生たち。夢と希望に満ちていたあのころ、未来が未来として輝いていたあの時代―しかし、大人になった彼らにとって、夢はしょせん夢に終わり、厳しい現実が立ちはだかる。人生の黄昏に生きる彼らの幸せへの問いかけとは。


<感想> ★★★★★

1963年(昭和38年)生まれの重松清さんは、同世代をリアルに描く作家として

知られています。 ほぼ同世代の私はあまりにもリアルすぎて、ついつい敬遠

してしまうぐらいです。


さて、本書は21世紀の幕開けである2001年。 廃校になってしまった小学校の

同窓生達がタイムカプセルを掘り起こすところからはじまります。 

21世紀に廃校になってしまった小学校と言えば地方の過疎地域をイメージする

と思いますが、この作品の舞台は多摩ニュータウンをモデルにしたと思われる

東京都下の街です。 この手の作品だと地方と都会の対比を描く作品が多く見

受けられますが、私たちの世代はそれをリアルとは感じません。 なぜなら70

年代の子供の多くが郊外にある集合住宅形式の団地や社宅で育ったからです。 


大阪万博。 ドラえもん。 ニュータウン。 

時代のランドマークであるそれらは、21世紀を目前にした70年代子供たちの夢

の象徴でもあったはずです。 そして夢見た21世紀、彼らは39歳になっていま

す。 掘り起こしたタイムカプセルの中にあったものは・・・・・。 

そこで彼らが味わう喪失感がこの作品のテーマだろうと思います。 


ノスタルジック。 幼い恋だとか友情だとか、そういうエピソードを連ねるのではな

く重松さんは彼らが直面している現実を描きます。 そこから派生する物語はリ

アルすぎるほどリアルで、かなり痛みを伴います。 しかし、読後感は悪くありま

せん。 それもまたリアルだと信じたいものです。


70年代のジャイアン、のびた、スネオ、静香ちゃんたちへ・・・。

皆さんの四十歳はどうですか?

あなたたちは今、幸せですか?


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Comment


 

なんと!

重松さんは私と同じ年生まれです。うさぎ歳はイケメンが多いんだよぅ(笑)最近の40歳は新しいことに果敢に挑戦している年代だと思いますよ。80歳からみれば、まだまだひよっこですからね(^-^)

 

まよ3354さん

こんにちはぁ~♪

>重松さんは私と同じ年生まれです。うさぎ歳はイケメンが多いんだよぅ(笑)

う~んと午年はどういう傾向でしょう?(笑)

>最近の40歳は新しいことに果敢に挑戦している年代だと思いますよ。80歳からみれば、まだまだひよっこですからね(^-^)

ほい!おっしゃる通り♪
おいらも頑張ります!!

 
 
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