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12-05(金)

「月夜の魚」 吉村昭


人生の悲しみを癒すものは何なのだろう。祖母の死に遭遇した日から、人は死ぬ日に向って行列していると怯える小学2年生。蛍のように短い生命を終えた少年。事業に失敗し、一家心中を選ぶ律儀な町工場主など。さまざまな死の光景を描いてなお深い慰めを与える、短篇名作集。



<感想> ★★★☆☆

先日ブック○フに行ったら、吉村昭の短編集が数冊並んでいたので、まとめ

て買ってきました。 前にも書きましたが『戦艦武蔵』『破獄』などノンフィク

ションの書き手として成功した吉村昭ですが、それ以前は独自の死生観を貫

いた私小説風の作品を手がけています。 ちなみに4回芥川賞にノミネートさ

れていますが、実際に芥川賞を受賞したのは奥さんの津村節子さんの方でし

た。


さて、本書には11の短編が収められています。 個人的には私小説色の強

『弱兵』 生きることの悲しみを描く表題作に心を動かされました。


吉村昭が亡くなって二年経ちました。 ノンフィクションはまだ需要があるよう

で、恐らくこれから先も残っていくと思います。 一方で、初期の短編は今年

話題になった『名短篇、ここにあり』「少女火刑」が入っているものの、今後

は手に入りにくくなるかもしれません。 





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