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10-28(火)

「漢方小説」 中島たい子


川波みのり、31歳、脚本家、独身。胃がひっくり返ったようになるのに、眠れないのに、病院に行って検査をすると『特に異状なし』。あのつらさは何?昔の男が結婚したショックのせい?それとも仕事のストレス?最終的にたどりついた東洋医学で、生薬の香りに包まれながら、みのりが得たものは。心と体、そして人間関係のバランスを、軽妙なテンポで書き綴る、第28回すばる文学賞受賞作品。


<感想> ★★★★☆

あちこちの読書系サイトで感想を拝見しました。

正直ってドロドロフェチの私には物足らないかなぁ・・と思って手に取りまし

たが、実によくできた小説でした。 主人公は三十代に突入したばかりの

独身女性。 私自身は三十代の独身女性だった経験がないのでなんとも

言えませんが、その背景や心理状態をリアルに描いているのではないか

と思います。 そんな彼女を描く文章はいっけん軽そうに思えますが、しっ

かり根っこが生えていて、ある種の読み応えさえ感じます。 


タイトルからもわかる通り、体調を崩した主人公が東洋医学(漢方)の世界

にふれて心身の元気を取り戻していくという話ですが、この小説自体にも

漢方の持つ不思議な力が秘められているような気がします。 私自身も読

み終わったあとはゆったりした気分になりました。 


漢方に関する薀蓄もちりばめられているのでそれなりにお利口にもなれます。 

現在不定愁訴に悩まされている方、西洋医学こそが最上の科学だとお思い

の方、「自然と健康を科学する」ツムラ(旧津村順天堂)への就職をお考え

の方などにオススメいたします。

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