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09-04(木)

「夢を与える」 綿矢りさ


私は他の女の子たちよりも早く老けるだろう。チャイルドモデルから芸能界へ―幼い頃からTVの中で生きてきた美しくすこやかな少女・夕子。ある出来事をきっかけに、彼女はブレイクするが…少女の心とからだに流れる18年の時間を描く。
芥川賞受賞第一作。



<感想> ★★★★☆

本書は、昨年出た綿矢りささんの芥川賞受賞第一作。 

受賞から三年半ですが『蹴りたい背中』を書いたのは、その一年半前なの

で、五年振りの長編新作になります。 


さて、内容についてはあらすじを読んでいただくとして、導入から感じたのは

綿矢りさプロっぽいぜ!!です。 『インストール』にしても『蹴りたい背中』

しても斬新だし、それなりには面白いわけですが、すご~く意地悪な言い方

をすれば高校生が書きましたぁ~というあざとさを感じたし、たとえ芥川賞作

家であっても純文学というジャンルで専業作家を続けるのは至難の業です。 

そのあたりの「転向」を否とする見方もあるようですが、個人的には賢明な

選択なのではないかと思います。


芸能界やメディア(テレビ)に関して徹底的な取材がなされた様子がうかがえ

ますが、デビューの早かった子役出身の女優である主人公の心理に、史上

最年少で芥川賞受賞してしまった自身の経験や戸惑い(タイヘンなことにな

っていたようです)が、色濃く反映されているように思います。 そのあたりを

踏まえて読むと本書が持つもう一つの側面に触れることができます。


大騒ぎだった第130回芥川賞を冷ややかに眺めていた方、あの二人より

おっち(島本理生さん)
の方が格段に巧いぜ!などとお感じの方(私のことだっ

たりするわけですが・・汗)にあえてオススメします。 
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Comment


 

Re:「夢を与える」 綿矢りさ(09/04)

りおっち派のkayokorinです(笑)
「夢を与える」、わたしも 綿矢さんは 変わりたいと思って
これを書かれたんじゃないかな……と感じました。
レディスコミックかコバルトみたい……と思ったりもしましたが(汗)

 

kayokorinさん

こんばんはぁ~♪

>りおっち派のkayokorinです(笑)
>「夢を与える」、わたしも 綿矢さんは 変わりたいと思って
>これを書かれたんじゃないかな……と感じました。
>レディスコミックかコバルトみたい……と思ったりもしましたが(汗)

おぉ~なかなか手厳しいですな・・(笑)
ご本人がどう考えているかはわかりませんが、受賞後マスコミやストーカー騒ぎから綿矢さんを守りきった河出書房としてはこれからバンバン稼いで欲しいと思っているんでしょうね。 そのせいか変貌しすぎたような気がします。 

 
 
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