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09-03(水)

「少女七竃と七人の可愛そうな大人」 桜庭一樹



わたし、川村七竃十七歳はたいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった。―男たちなど滅びてしまえ。吹け、滅びの風。半身を奪われるような別れ、あきらめていた人への想い、痛みをやさしさが包み込む。「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」の気鋭、桜庭一樹が描き出す、最高の恋愛小説。



<感想> ★★★☆☆

様々なジャンルを手がける桜庭一樹さんですが、本書はラノベテイストを

残した『私の男』的な作品です。 


美しい少女七竃を中心に彼女の母親やその周囲を描いていきます。 美

しい少女を描く文章も凝っていて、この文章にハマると登場人物のキャラ

クターが行間から立ち上がってくるのではないかと思います。 しかし、個

人的には最後までその文章に馴染めませんでした。 

おそらく、ラノベ時代から桜庭さんを読んでいた読者は最大級の評価をす

るのではないかと思いますが、このあたりが新旧ファンの分かれ目のよう

な気がします。 ただ、メジャーデビュー後の新しい読者でも、この作品を

読みこなせるなら、それ以前の作品に踏み込んでも楽しめるのではないか

と思います。 


冒頭で『私の男』を引き合いに出しましたが、本書を読むと『私の男』がい

かに優れた作品だったのかが理解できます。 もちろん本書が劣っている

という意味ではありません。 

メジャーデビュー後の作品はあらかた読んでしまって、ラノベ時代の作品に

手を出そうかな・・とお考えの方は試金石としてお読みになってみてもいい

かもしれません。

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