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08-11(月)

「さまよう薔薇のように」 矢作俊彦

かつて検察事務官をしていた「私」は、いまは当時の警察人脈を利用して公然と駐車違反の車を動かすことを生業としていた。客のほとんどは、ホステスか水商売がらみ。一晩に五十八台の客の車を一、二時間ごとに十メートルずつ動かし、駐車違反を逃れることで生計を立てている。…ある日、客の紹介である男から失踪した姪の捜索を頼まれるが。(「船長のお気に入り」)掛け値なしの傑作と謳われた、ハードボイルド作品集。


<感想> ★★★★☆

最近、幅広いジャンルを手がけている矢作俊彦さんですが、本書は84年

に上梓されたハードボイルド短編集です。 和製ハードボイルドは本家アメ

リカのそれほどプロットは入り組んでいませんが、読み慣れないとそこそこ

苦労します。 本書は中篇が3つ入っていますが、長さの関係もあって比較

的読みやすい仕上りになっています。


さて、矢作さんの作品は京浜地区を舞台にしたものが多いわけですが、本

書の舞台も横浜です。 四半世紀前の横浜にはランドマークタワーもみな

とみらいもありません。 バブルの大波が来る前の横浜。 いい意味でも悪

い意味でも、そこには強烈な個性を持った街が描かれています。 

多少なりとも横浜に土地勘があれば本書を堪能できますが、あちこちに漂

う昭和の匂いを嗅ぎとることも可能です。 


アウトレットモールと化した赤レンガ倉庫に違和感を覚えるという方に強くオ

ススメします。 表紙がちょっと恥ずかしいんだけどね・・(汗)


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Comment


 

Re:「さまよう薔薇のように」 矢作俊彦(08/11)

こんばんは!
表紙むき出しで持ち歩きにくそうな本ですね。表紙と内容の渋さがアンバランスのような気がします。実は私の文庫版、森博嗣「スカイ・クロラ」、こいつもカバーなしでは持ち歩けません。

 

cyn1953さん

こんばんはぁ~♪

>こんばんは!
>表紙むき出しで持ち歩きにくそうな本ですね。表紙と内容の渋さがアンバランスのような気がします。

この本の主人公は髭を生やしているんですが・・って感じです。(笑)

>実は私の文庫版、森博嗣「スカイ・クロラ」、こいつもカバーなしでは持ち歩けません。

「スカイ・クロラ」って映画になっているアレですよね?原作森博嗣さんなんですかぁ~全然知りませんでした。

 
 
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