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07-25(金)

「あしたはアルプスを歩こう」  角田光代



なんかへんだ。雪が積もりすぎているのである。視界は白く染まり、風に飛ばされそうになりながら、標高二三二〇メートルの小屋に駆けこんだ。―トレッキングをピクニックと取り違え、いつもの旅のつもりでイタリア・アルプスの雪山に挑んでしまった作家が見たものは?自然への深い感動を呼ぶ傑作紀行。



<感想> ★★★☆☆

本書はNHK・BSで放映された「トレッキング・エッセイ紀行」という番組の内容

を著者が書き下ろしたものです。 角田さんはこの番組の企画でイタリアのドロ

ミテを訪れてトレッキングを体験しています。 


旅のエッセイも多い角田さんですが、今回は勝手が違ったようで戸惑う様子が

笑えます。 現地で出会った人たちの交流をメインに書いていますが、特に印

象に残ったのは、アグリツーリズモ(簡単にいえば自給自足を実践している人)

の人達の言動です。 消費生活を是とする社会において彼らの考え方は個性

的だったりするわけですが、彼らは町へ出ればファストフードも食べるし、自分

の選択が正しいと主張するために、他者の行動や価値観を否定することをし

ません。  

よくメディア(ネットやブログも含めて)で、言ってることは正しいんだけどイマイ

チ受容れがたいなぁ~と感じてしまう時がありますが、その違和感の根源って

このあたりにあるのではないかと思いました。 


ちなみに、文庫版のあとがきを書いている三浦しをんさんも、この番組の企画

で、バリの山に登っているようです。 スゴい番組があったものです。


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