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07-24(木)

「カツラ美容室別室」  山崎ナオコーラ



こんな感じは、恋の始まりに似ている。しかし、きっと、実際は違う。カツラをかぶる店長・桂孝蔵の美容院を舞台に淳之介とエリ、梅田さんたちの交流を描く各紙絶賛の最新作。




<感想> ★★★★☆

なんかスカスカ。 薄っぺらい。 稚拙である。 

山崎ナオコーラさんのブックレビューを読んでいるとよく目にする言葉です。

本書を含めて二作が芥川賞候補になっているのでイワユル勘違いレビュー

もあるわけですが、それにしても評判は芳しくありません。 私自身もコッテ

リ系が好みなのでそれを否定するつもりはありませんが、ここまでアッサリ

していると、それはそれでアリなのではないかと思います。


さて、本書で語られるのは男女の友情です。

男女の間にも友情は湧く。 湧かないと思っている人は友情をきれいな

ものだと思い過ぎている。 友情というものは、親密感とやきもちとエロ

と依存心をミキサーにかけて作るものだ。 ドロリとしていて当然だ。 恋

愛っぽさや、面倒さを乗り越えて、友情は続く。 走り出した友情は止まら

ない。


古今東西、いろんな作家が手がけてきたテーマで、この「ドロリ」を角田光代さ

んなら女性主人公が空回りする痛い系に仕上げると思うし、高村薫さんなら得

体のしれない複雑な感情に昇華してネチネチと描いてくれるはずです。 

それをあえてアッサリ描くというのが著者の持ち味でもあり巧さでもあると思い

ます。


全然、関係ありませんが、関東では横浜を中心に広がった、醤油豚骨ラーメン

(いわゆる家系ラーメン)というのがあります。 本来、醤油ラーメンは鶏ガラや

魚介系スープが基本で、こってりした豚骨スープは合わないとされていたようで

すが、このマッチングが絶妙で人気を博しています。 

この作品もそんな感じかなぁ~と思っていますが・・・  意味不明ですね(汗)


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Comment


 

Re:「カツラ美容室別室」  山崎ナオコーラ(07/24)

こんにちは!
「友情というものは、親密感とやきもちとエロと依存心をミキサーにかけて作るものだ。」
そっ、そんなご無体なっ。
この本でそんな友情を勉強してみたくなりましたっ!

 

cyn1953さん

こんばんはぁ~♪

>こんにちは!
>「友情というものは、親密感とやきもちとエロと依存心をミキサーにかけて作るものだ。」
>そっ、そんなご無体なっ。

引用した部分は巧いというか、正鵠をえているというか・・・私はしっくり来ました。

>この本でそんな友情を勉強してみたくなりましたっ!

人生一生勉強ですな・・
お互い精進して参りませう(笑)

 

こんにちは

「疲れる女といるよりも、アパートで牛乳を温める方がいい」の一文が有名ですよね。
確かにスカスカで何もない、と言われますが、ナオコーラさん特有のこの作風はありかなと思います。
私はまだこの作品は読んでないのですが、そのうち読んでみようかな。
この時の芥川賞候補はみんな派手でしたよね。

 

りひてぃさん

こんにちは♪コメントありがとうございます☆

>「疲れる女といるよりも、アパートで牛乳を温める方がいい」の一文が有名ですよね。

この作品を象徴する一文だと思います。 でも、なんとなく気持ちはわかります(汗)

>確かにスカスカで何もない、と言われますが、ナオコーラさん特有のこの作風はありかなと思います。
>私はまだこの作品は読んでないのですが、そのうち読んでみようかな。

是非があることは確かですが、オリジナリティーはあると思います。 

>この時の芥川賞候補はみんな派手でしたよね。

時々、派手な回がありますよね。
文藝春秋の戦略でしょうか?(笑)

 
 
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