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05-25(日)

「福袋」 角田光代



人生に“当たり、ハズレ”なんてない!? 謎で不可解な届け物や依頼、または同僚や夫など身近な人の不可解さに出くわしたら、あなたならどうする? 8編の短篇をとおして、直木賞作家が開く、人生のブラックボックス。




<感想> ★★★★☆

本書は3月に出た角田光代さんの最新刊です。

年間4~5冊の勢いで新作が出ている角田さんですが、いわゆる売れっ子

作家の大半がそうであるように徐々に筆が荒れてくるのではないだろうか?

などと考えています。 そのせいか新作を手に取るたびに期待と不安の入

り混じった気分にさせられます。 しかし、最新刊の本書でも角田節は健在

で『対岸の彼女』で取り込んだF2層の期待を裏切るものではありません。


さて、本書には8つの短編が収められています。

初期作品を思わせる『箱おばさん』。 亡くなった母が言い遺した米びつの

中にあるものとは・・『母の遺言』。 ちょっと怖い『犬』もいいですが、なんと

いっても表題作が秀逸です。


私は唐突に思いつく。 ひょっとしたら私たちはだれも、福袋を持たさ

れてこの世に出てくるのではないか? 

=中略=

袋の中身はときに、期待していたものとぜんぜん違う。 安っぽく、つ

まらなく見える。 ほかの袋を選べばよかったと思ったりともする。 そ

れなのに私たちは袋の中身を捨てることができない。 いじいじと身に

つけて、なんとか折り合いをつけて、それが肌になじむころには、どの

ようにしてそれを手にしたのだか忘れてしまっている。



ネットで買った福袋は交換も出来るようですが、人生の福袋は交換でき

ません。 だからこそ面白いのかもしれませんね。(笑)



先日感想をUPした『おやすみ、こわい夢を見ないように』の文庫が出るよ

うです。 あちこちチェックしていたら、桐野夏生さんとの対談記事を見つ

けました。 『おやすみ、こわい夢を見ないように』刊行記念対談





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Comment


 

Re:「福袋」 角田光代(05/25)

わたしも福袋が良かったです。人生は交換できない福袋。人の袋をうらやむことなく、自分の中味を見直したいです。

 

読書人・ゆきさん

こんばんはぁ~♪

>わたしも福袋が良かったです。人生は交換できない福袋。人の袋をうらやむことなく、自分の中味を見直したいです。

ほい!おっしゃる通りです。(笑)

「母の遺言」ですが、米びつの下のモノに関してはあまりにもシュール過ぎて・・・・

 

Re:「福袋」 角田光代(05/25)

こんばんは~
角田さんとも しばらくご無沙汰になってます
引越しが終わったら ゆっくり読書を・・・と
思っていたのですが 近くに本屋さんも
図書館もありません (^^;
ネットしかないか・・・・・・

 

piyo☆☆さん

こんばんはぁ~♪

>こんばんは~
>角田さんとも しばらくご無沙汰になってます
>引越しが終わったら ゆっくり読書を・・・と
>思っていたのですが 近くに本屋さんも
>図書館もありません (^^;
>ネットしかないか・・・・・・

チャリンコがないとお買い物も不便だよね・・
早くダーリンにPIYO号を買ってもらってくださいませ。 

 
 
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