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03-19(水)

「映画篇」  金城一紀



物語の力が弾ける傑作!!
笑いと感動で胸が温かくなる傑作ぞろいの作品集。『ローマの休日』『太陽がいっぱい』など不朽の名作をモチーフに、映画がきっかけで出会った人々の友情や愛を描く。



<感想> ★★★★★

年末年始、あちこちで「年間ベスト本」の記事を拝見しましたが、その中で

多くの方々が上位に挙げていたのが伊坂幸太郎さんの『ゴールデン・スラ

ンバー』と本書『映画篇』です。


さて、みなさんにとって「いい小説」とはどのような作品のことでしょうか?そ

の答えは百人百通りだと思いますが、個人的には7割の読者を納得させる

力を持った作品のことだと思っています。 この7割の中には、普段あまり本

を読まないけどベストセラーだけは読む人
そこそこ本を読むけどベストセラ

ーだけは読まない人
が混在しています。 前者は読み易さを、後者は読み応

えを求めます。 極端な言い方をすれば、同じ箇所をAさんにはあっさり読ま

せるし、Bさんにはムムッと思わせる。 本書はそんな職人技がいかんなく発

揮されている「いい小説」です。 


映画を触媒にして、友情、夫婦、親子の物語が展開していきますが、映画と

いっても芸術性の高いマニアックなものではなく、誰しもがストーリーを知って

いるだろうと思われる娯楽モノです。 

また、劇団ひとりさんの『陰日向に咲く』を思わせる連作短編の使い方もベタ

といえばベタですが展開が巧いので納得してしまいました。 


個人的に気に入ったのは「ペイルライダー」 思いっきりB級アクション映画し

ているところがたまりませんでした。 


ちなみにタイトルになっている映画は・・

         


   


連作を繋げる役目は・・



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Comment


 

Re:「映画篇」  金城一紀(03/19)

気になっていた一冊。
読みたくなりましたよ=

 

Re:「映画篇」  金城一紀(03/19)

おぉ~、コレは、かなり期待できそぉ~☆
読書も好きだけど、映画も大好きなので、さっそく図書館に予約しました~\(^0^)/

「いい小説」の分析、すっごく納得です~!!
ヘソマガリの私としては昔から「読み応え」派だったけど、最近は
ベストセラーもなるべく読むように心がけるようになってきました。
ガッカリすること多いんですけどね^^;

 

さとうみみさん

こんにちはぁ~♪

>気になっていた一冊。
>読みたくなりましたよ=

面白いし、読後感もいいです。
久しぶりに非の打ちどころの作品に出会うことができました。 容赦なくオススメです♪

 

cordelia56さん

こんにちはぁ~♪

>おぉ~、コレは、かなり期待できそぉ~☆
>読書も好きだけど、映画も大好きなので、さっそく図書館に予約しました~\(^0^)/

私は「太陽がいっぱい」と「ローマの休日」しか観ていませんが充分楽しめました。 映画に関してはヘンにマニアックじゃないところに好感がもてました。

>「いい小説」の分析、すっごく納得です~!!
>ヘソマガリの私としては昔から「読み応え」派だったけど、最近は
>ベストセラーもなるべく読むように心がけるようになってきました。
>ガッカリすること多いんですけどね^^;

文学でも映画でもその良し悪しを判断するのは時間だと思います。 悪いものは淘汰され、良いものは残っていく・・・まさに玉石混淆ですが、それを楽しむのが現代文学の醍醐味だと思います。 

 

短編も時々は読みたくなります。

短編も時々はいいですよね。

 

ミシェル・デマルケさん

>短編も時々はいいですよね。

私も昔は長編しか読みませんでしたが、短編を読むようになって、短編の名手という言葉の意味を理解できるようになりました。

 

はじめまして

こんばんは。
私と全くタグが同じだったので、思わず訪問してしまいました。
本当に、読後感なんて、味覚と同じで十人十色だと思いますが、映画好きの、特に「ローマの休日」好きの私にとって、この本はめっけもんでした。

 

マダムねここさん

はじめまして♪

>こんばんは。
>私と全くタグが同じだったので、思わず訪問してしまいました。

ご訪問、コメントありがとうございます。 おっしゃる通りタグまったく同じですね(笑)

>本当に、読後感なんて、味覚と同じで十人十色だと思いますが、映画好きの、特に「ローマの休日」好きの私にとって、この本はめっけもんでした。

実は「ローマの休日」ではなかった・・というオチが笑えました。 ある方のブログで、お婆さんがお爺さんと観た映画が、タイトルになっている「愛の泉」というオチのようです。

 
 
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