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03-12(水)

「ルール」 古処誠二



終戦間近のフィリピン戦線。鳴神中尉がそこで見た“地獄”とは? 小隊は任務を遂行して生還することができるのか? ギリギリの極限状態で試される人間性を鋭く描く、衝撃の書き下ろし問題作!



<感想> ★★★★☆

著者の古処誠二さんは前回の直木賞で『敵影』という作品がノミネートされて

いました。 70年生まれのお若い作家さんですが、第二次世界大戦にこだわ

った作品が多いということでとりあえず一冊読んでみました。


さて、作品の舞台は第二次世界大戦末期のフィリピンです。 補給路を断たれ

ジャングルをひたすら敗走する旧日本軍。 その姿を小隊を全滅させてしまっ

た指揮官、背中に彫物を背負う下士官、捕虜になった米軍パイロットそれぞれ

の視点で描いていきます。 

ギリギリの極限状態の中で試される人間性、それが本書のタイトルである「ル

ール」の意味です。 ページから目を背けたくなるシーンが数多くありますが、

その描写力、そして究極状態にある人間の心理描写は秀逸です。 


かなり前に「ゆきゆきて神軍」という映画を観ました。 奥崎謙三という人物を

追ったドキュメンタリーですが、何が彼を過激な行動に突き動かしていたのか?

それを解くヒントがこの作品の中に隠されているような気がしました。
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