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03-03(月)

「笑う警官」 佐々木譲


札幌市内のアパートで、女性の変死体が発見された。遺体の女性は北海道警察本部生活安全部の水村朝美巡査と判明。容疑者となった交際相手は、同じ本部に所属する津久井巡査部長だった。やがて津久井に対する射殺命令がでてしまう。捜査から外された所轄署の佐伯警部補は、かつて、おとり捜査で組んだことのある津久井の潔白を証明するために有志たちとともに、極秘裡に捜査を始めたのだったが…。北海道道警を舞台に描く警察小説の金字塔、「うたう警官」の文庫化。


<感想> ★★★☆☆

本書は『警官の血』がこのミス1位に選ばれ、直木賞候補にもなった佐々木譲

さんの北海道警シリーズの中の一冊です。 

ご存知の通り北海道警は2004年道警裏金問題が発覚して大騒ぎになりまし

たが、そのあたりのエピソードを交えてストーリーが展開していきます。 組織を

守るために陥れられた同僚警官の無実を晴らすために、名もない現場の警察

官が立ち上がり真実にたどり着くという筋立てで、あらかじめ設定されたタイム

リミットに向けてテンポよく進行していきます。 ただ、事実をもとにストーリーを

膨らませる場合、あまりにも突飛な結末を用意すると読者は置き去りにされてし

まいますが、本書にもその傾向がなきにしもあらずだったような気がします。 


ストーリーを牽引する役を担っている刑事達は、あまり捜査経験のない地域課の

警察官(お巡りさん)出身というキャラクターですが、欲を言うならこのあたりをも

う少し掘り下げて、佐々木さんお得意のヒューマンドラマ風に仕立てて欲しかった

です。

このシリーズでは、第一線の捜査官が異動により田舎町の駐在さんになり活躍

する『制服捜査』という作品がありますが、そちらとあわせて読むのも面白いかも

しれません。
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Comment


 

王道でしょうか。

警察小説の王道という感じですか。
わりと好きです。

 

ミシェル・デマルケさん

>警察小説の王道という感じですか。
>わりと好きです。

ここ数年、警察小説と言えば横山秀夫さんというのが
定番化していますが、佐々木さんの警察小説もいいです。

 
 
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