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01-27(日)

「聖母の深き淵」 柴田よしき

一児の母となった村上緑子は下町の所轄署に異動になり、穏やかに刑事生活を続けていた。その彼女の前に、男の体と女の心を持つ美人が現れる。彼女は失踪した親友の捜索を緑子に頼むのだった。そんな時、緑子は四年前に起きた未解決の乳児誘拐事件の話をきく。そして、所轄の廃工場からは主婦の惨殺死体が。保母失踪、乳児誘拐、主婦惨殺。互いに関連が見えない事件たち、だが、そこには恐るべき一つの真実が隠されていた。ジェンダーと母性の神話に鋭く切り込む新警察小説、第二弾。

<感想> ★★★★☆

年末に読んだ『RIKO』の続編です。 

前作ではやたらとワイルドだったヒロインの村上緑子ですが、本作では一児

の母となっています。 テーマになっている性同一性障害について現在では

それなりに認知されていますが、本書が出版されたころ(96年)は、まだ一般

的ではなかったような気がします。 大きなテーマを持ってくるとプロット自体

がおざなりなってしまうという傾向がありますが、本書に関してはミステリーの

部分もきっちり描かれています。 そして読み応えも充分です。


前作の『RIKO』を読んでからというのが必須ですが、『聖なる黒夜』のメイン

キャラクターも重要な役割を担っているので、その二冊を読んでからの方が

十二分に楽しめるかもしれません。


このシリーズは好きなんだけど、警察という特殊な世界を描いているせいか

男性の描き方が若干ステレオタイプかなぁ~というのが気にかかるところです。

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