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01-19(土)

「パレード」 川上弘美


お昼のそうめんでお腹がくちくなり、センセイとてのひらを重ねまどろむうちに、ツキコさんの心にぽっかり浮かび上がる少女の日々。ある日突然あらわれた「モノ」たちとの交わりと、胸の奥が小さく波立った教室でのあのこと。忘れかけていたけれど、ずっと心の底に残っていた不思議な出来事を、愛らしいイラストとともに描く、名作「センセイの鞄」から生まれ出たもうひとつの物語。


<感想> ★★★★☆

前から読みたいと思っていた一冊です。

昨年末に文庫が出たので、速攻ゲットしました(笑)

本書は、川上弘美さんの出世作である『センセイの鞄』のスピンオフ的な

作品です。 ツキ子さんの子供時代に遡って、川上さんお得意の「嘘話」

を展開しています。


センセイとツキ子さんの夏の昼下がりを切り取った構成は、会話のやりと

りや独特の間が印象的ですが、食べ物の描写も秀逸です。


たまごの黄色と紫蘇の緑、茄子の深い瑠璃にみょうがの薄紅色。

せみがじいじい鳴き庭の桜の葉がさわさわと風に鳴るのを聞きながら、

センセイとわたしはそうめんをすすった。



真冬だというのにそうめんが食べたくなりました。

『センセイの鞄』はあっけなく終わってしまったので、あの世界の余韻に

ひたりたいという方にオススメです。


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Comment


 

Re:「パレード」 川上弘美(01/19)

こんにちわ~♪
川上弘美さんの本って、数冊読んだことあるのに、頭の中を
素通りしていったようで、な~んにも覚えてません(^^;)ゞ
作品の良し悪し、というより、相性の良し悪しという問題もありますよね、本って。

金原さんのも、たぶん、感覚的に無理かと思うけど・・・
読んでみなくては分からないので、とりあえず一度はトライしてみるつもりです^^;

 

rosa caninaさん

こんにちはぁ~♪

>こんにちわ~♪
>川上弘美さんの本って、数冊読んだことあるのに、頭の中を
>素通りしていったようで、な~んにも覚えてません(^^;)ゞ

芥川賞を受賞した時にスグ『蛇を踏む』を読みました。ゼッタイにムリと思いましたが『センセイの鞄』以降は作風が変わってきたように思います。 エッセイの東京日記シリーズはそこそこ笑わせてくれます。

>作品の良し悪し、というより、相性の良し悪しという問題もありますよね、本って。

>金原さんのも、たぶん、感覚的に無理かと思うけど・・・
>読んでみなくては分からないので、とりあえず一度はトライしてみるつもりです^^;

相性といえば私は森見登見彦さんイマイチ苦手なんですよね・・みなさんの評価は高いんですが『夜は短し・・』は10頁読んで積読になりました(汗)

金原さんの作品はインディーズのパンクミュージシャンのような感じといいますか・・一部の人たちの間ではものすごく評価が高いんですよね。 ちなみにお父さんは翻訳家の金原瑞人さんです。

 

読みました~

こんにちは

これ読みましたよ^^

ツキコさんの子供のころの話がメインでしたね。
「神様」と同じで不思議な川上ワールドが広がっていました^^

ツキコさんとセンセイがそうめんをゆでているところ、二人の性格がよく出てて笑ってしまいました。
特にお代わりをざるによそうところが(笑)

 

mitsumame0182さん

>こんにちは

>これ読みましたよ^^

>ツキコさんの子供のころの話がメインでしたね。
>「神様」と同じで不思議な川上ワールドが広がっていました^^

>ツキコさんとセンセイがそうめんをゆでているところ、二人の性格がよく出てて笑ってしまいました。
>特にお代わりをざるによそうところが(笑)

会話の妙というか・・そのあたり素敵ですよね。
そういえば川上弘美さん昨年から芥川賞の選考委員になっているわけですが選評でも川上ワールドが炸裂しています。 

 
 
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