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12-11(火)

「K・Nの悲劇」 高野和明

夏樹果波は、幸福の絶頂にいた。仕事で成功した夫、高層マンションでの新しい生活。ところがそんな矢先、子供を身ごもった。予期せぬ妊娠だった。中絶という苦渋の選択をした瞬間から、果波の精神に異変が起こり始める。精神の病か、それとも死霊の憑依なのか。科学と心霊の狭間で、夫と精神科医が治療に乗り出すが、二人の前には想像を絶する事態が待ち受けていた―。男女の問題。性の迷宮。生命の神秘。乗り移られる恐怖。心の中の別の人。『13階段』の著者が描く、戦慄に満ちた愛の物語。


<感想> ★★★★☆

様々なジャンルを手がける作家の高野和明さんですが、本書のテーマは

憑依です。 妊娠した女性に何者かが憑依するという筋立てで、前半は誰

が憑依しているのか?という犯人探し、後半は憑依現象の正体について

語られていきます。 そこに中絶の問題を絡めて奥行きを深めています。


さて、憑依という言葉には霊的な響きがありますが、精神医学の世界でも

使われているようです。 つまりは憑依現象は科学的に証明できるという

ことです。 しかし、一方では必ずしもそうではないとする意見もあるよう

です。 著者はこの点を踏まえて、この憑依現象を科学的(臨床)な部分と

そうではない部分を行きつ戻りつしながら描いています。 正直言ってこの

点に関してはホラーなのか?それとも心理サスペンスなのか?という中途

半端なスタンスに混乱させられましたが、重い内容に関わらず読後感は悪く

ないので、まぁ~それもアリかなぁと納得しました。 


本書は文庫も出ていますが、すげぇ~怖い装丁だったので単行本のアフィ

リエイトリンクを使いました。 どれぐらい怖いか興味のある人はご覧にな

ってくださいませ(笑)

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Comment


 

Re:「K・Nの悲劇」 高野和明(12/11)

高野さんの「13階段」「グレイヴディッガー」は目の覚めるような
面白さでしたが・・・・ワタシ的には「幽霊人命救助隊」でズッコケ^^;(もしお好きな作品だったらゴメンなさいm(_ _)m)
しばらく遠ざかってたけど、秋に「K・Nの悲劇」読みました~。
う~~ん、どうも中途半端な話の持っていきかたに、チト肩透かし感強かったです。
映画出身なだけあって、話の構成や描写はソツない仕上がりなんですが
・・・真に描きたかったものは一体なんだったのか?という点が引っ掛かりました。

それにしても、彼って寡作ですよね?
もっとバンバン書き込んで欲しいです!

 

rosa caninaさん

こんばんはぁ~♪

>高野さんの「13階段」「グレイヴディッガー」は目の覚めるような
>面白さでしたが・・・・ワタシ的には「幽霊人命救助隊」でズッコケ^^;(もしお好きな作品だったらゴメンなさいm(_ _)m)

その作品は未読ですが、タイトルがビミョーです(笑)

>しばらく遠ざかってたけど、秋に「K・Nの悲劇」読みました~。
>う~~ん、どうも中途半端な話の持っていきかたに、チト肩透かし感強かったです。
>映画出身なだけあって、話の構成や描写はソツない仕上がりなんですが
>・・・真に描きたかったものは一体なんだったのか?という点が引っ掛かりました。

そこそこ面白かったけど、しばらく経つとどんな内容だったか忘れてしまう作品ってありますよね。 個人的にはそんな感じでした。 

>それにしても、彼って寡作ですよね?
>もっとバンバン書き込んで欲しいです!

器用な作家さんなので、そのうちすげぇ~作品を描いてくれそうですよね。期待してます♪

 
 
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