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11-19(月)

「RIKO」 柴田よしき


男性優位主義の色濃く残る巨大な警察組織。その中で、女であることを主張し放埓に生きる女性刑事・村上緑子。彼女のチームは新宿のビデオ店から一本のビデオを押収した。そこに映されていたのは残虐なシーン。それも、男が男の肉体をむさぼり、やがて、殺されていくビデオの被害者たち。緑子は事件を追い、戦いつづける、たった一つの真実、女の永遠を求めて―。性愛小説や恋愛小説としても絶賛を浴びた衝撃の新警察小説。第十五回横溝正史賞受賞作。


<感想> ★★★★☆

海外ミステリーを読むと、女性作家の手による女性探偵や警察官などシリーズ

物が数多くありますが、私の知る限りにおいて国内作品で思いつくのは、桐野

夏生さんの「ミロシリーズ」
乃南アサさんの「音道貴子シリーズ」ぐらいです。

これらの作品の優れている点は、ミステリーとしての要素以外に、男社会である

犯罪捜査の現場で女性がいかに生きていくか?という第二の要素がしっかり

描けている点だと思います。 


さて、柴田よしきさんの手による本書も女性刑事が主人公のシリーズ物です。 

正直言って柴田作品は可もなく不可もなくで、アタリハズレのない無難なミステ

リーという印象でしたが、この作品は「ミロシリーズ」を凌ぐほど骨太です。 

主人公が男中心の警察社会で戦っていく姿を「ここまで描くか!!」というほ

ど徹底的に描いています。 かなりきわどい性描写が多いので通俗的過ぎると

いう書評もあります。 それを否定するつもりはありませんが、それを踏まえ

たとしても、女性主人公の抱える修羅をここまで描く姿勢は評価に値します。


音道貴子ファンには過激すぎるかもしれませんが、ミロファンなら読みこなせ

るのではないかと思います。


 
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Comment


 

Re:「RIKO」 柴田よしき(11/19)

過激なんですか。興味はあるけど、読みこなせるかしら?(^^;)
図書館に行った時にでもチェックしてみます。

 

Re:「RIKO」 柴田よしき(11/19)

こんばんわ~☆

そうそう、海外ミステリーだと女性が結構バリバリ自然に働いてますよね~
国内ので男社会で働いている女性の話はなんだか愚痴っぽかったり気張ってる感じがイタイのが多い気がして読んでないですが、
これはちゃんと戦ってるんですね!!

うちの会社は多分8:2ぐらいで女が多いけど男性陣は肩身狭いのかなぁ…

 

hamutanさん

こんばんはぁ~♪

>過激なんですか。興味はあるけど、読みこなせるかしら?(^^;)

まぁ~端的に言えば、エッチシーンが多いので良い子のみんなにはオススメできません(汗)

>図書館に行った時にでもチェックしてみます。

柴田よしきさんをもう一冊読んでますが、こちらも思いっきり骨太ですぅ~★

 

まる811さん

こんばんはぁ~♪

>こんばんわ~☆

>そうそう、海外ミステリーだと女性が結構バリバリ自然に働いてますよね~
>国内ので男社会で働いている女性の話はなんだか愚痴っぽかったり気張ってる感じがイタイのが多い気がして読んでないですが、
>これはちゃんと戦ってるんですね!!

ほ~い!そういうのって女性の社会進出の進捗具合と比例するんでしょうね。ケーサツで働いているわけじゃないからなんともいえないんだけど、国内作品は男社会である警察組織を必要以上に誇張しているような気がします。 こんな世界はおいらでもムリです。

>うちの会社は多分8:2ぐらいで女が多いけど男性陣は肩身狭いのかなぁ…

ウチは7:3ぐらいだけど、日々ご機嫌を損ねないように注意しています。でも、男女比が逆になれば女性が肩身の狭い思いをするんだと思います。

 

Re:「RIKO」 柴田よしき(11/19)

音道貴子さんは大好き。でも、ミロにはあまりはまれない私です。
こんな私はどうでしょう?  humuhumu

 

humuhumu77さん

こんばんはぁ~♪
きたあかりのズバリ言うわよ!です(笑)

>音道貴子さんは大好き。でも、ミロにはあまりはまれない私です。
>こんな私はどうでしょう?  humuhumu

キャラが濃すぎるので、お読みにならない方がいいかも・・です(汗)

 

Re:「RIKO」 柴田よしき(11/19)

alisa1966のところで知って遊びに来ました♪
「ミロシリーズ」を凌ぐほど骨太…
惹かれますねぇ♪柴田さんの本は『観覧車』くらいしか読んでいないので、さっそく図書館で探してみます。

 

Re-kaさん

こんばんはぁ~♪

>alisa1966のところで知って遊びに来ました♪

いらっしゃいませ♪時々密かにおうかがいしています(汗)

>「ミロシリーズ」を凌ぐほど骨太…
>惹かれますねぇ♪柴田さんの本は『観覧車』くらいしか読んでいないので、さっそく図書館で探してみます。

私も『観覧車』ぐらいしか読んでいなかったので、こんな感じのも書くんだぁ~と思いました。 もう一冊似た傾向の作品を読んでみましたが、高村薫さんを読みやすくしたような感じでした。 

 
 
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