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09-16(日)

「眠れぬ夜を抱いて」 野沢尚


ひとつの町で連続して起こる一家失踪事件。平凡な主婦、中河悠子(33)は、その町の開発者でもある夫を助けるために独自に調査に乗り出していく。だがそれが悲劇の始まりだとは気づきもしなかった…。悠子までを巻き込んで展開する残酷な復讐の罠、罠、罠!果たして彼女は夫の嫌疑を晴らして真相に辿りつけるのか。超大型サスペンス長編。



<感想> ★★★★☆

本書は、早逝した野沢尚の01年の作品です。

いわゆる、巻き込まれ型サスペンスの典型で、33歳の平凡な主婦が主人公です。

媒体を問わず、日本のサスペンスというジャンルに絶大な影響を与えたのは

ヒッチコックと、二時間枠のサスペンスドラマだと思います。

昭和50年代のサスペンスドラマの原作で最も多く使われていたのが、ウィリアム

アイリッシュ(コーネル・ウールリッチ)という作家の作品です。 ヒッチコック

も『裏窓』でウィリアム・アイリッシュの原作を映像化しています。

TV業界出身の野沢尚でしたが、作品を読むと、ウィリアム・アイリッシュの影響

を色濃く受けていることを感じます。 


さて、本書では主人公と過去の事件が密接に関係してきますが、この設定がか

なり強引です。 しかし、主人公が抱える不安や緊張感は、ビンビン伝わって来

ます。 ウィリアム・アイリッシュの作品は人物描写が優れているが、プロット

(筋立て)がイマイチという評価が定番ですが、この作品にも同じことが言える

ように思います。 あらすじにある「ひとつの町で起きる失踪事件」を頭におい

て手に取ると失敗すると思いますが、野沢原作の小説や、脚本を手がけたドラマ

が好きだという方にはオススメです。

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Comment


 

Re:「眠れぬ夜を抱いて」 野沢尚(09/16)

こんにちは。
これ、昔連ドラで見ました。
前半はすごく謎、謎、謎、の連続でスリリングだったのですが、終盤それが解明されてくると「なーんだ」と拍子抜けしてしまった覚えがあります。

野沢さんの作品は読んだことはないのですが、ミステリードラマはわりとそんなのが多かった気がします。
つかみは上手いのに、種明かしはお粗末みたいな。
最たるものは、「氷の世界」(松島菜々子主演)。
その犯人、反則すぎ!!

 

Re:「眠れぬ夜を抱いて」 野沢尚(09/16)

テレビドラマになりましたよね。最初の二話くらい見てその後はそのままに。。。
サスペンスドラマは実家の父が大好きでよく見ていたのを思い出しました。

 

ときあさぎさん

こんばんはぁ~♪

>こんにちは。
>これ、昔連ドラで見ました。
>前半はすごく謎、謎、謎、の連続でスリリングだったのですが、終盤それが解明されてくると「なーんだ」と拍子抜けしてしまった覚えがあります。

私も途中一回だけ見ましたが、ストーリーがちんぷんかんぷんでそれ以降は見ていません。

>野沢さんの作品は読んだことはないのですが、ミステリードラマはわりとそんなのが多かった気がします。
>つかみは上手いのに、種明かしはお粗末みたいな。
>最たるものは、「氷の世界」(松島菜々子主演)。
>その犯人、反則すぎ!!

主人公(ドラマでは財前直美さん)の心の揺れが一番の見せ所だと思うんだけど、展開が大仕掛けすぎて、感情移入しにくいんですよね・・。まぁ~面白いからいいんだけど。

 

ケイプコッドさん

こんばんはぁ~♪

>テレビドラマになりましたよね。最初の二話くらい見てその後はそのままに。。。

原作でも冒頭の銀行強盗のシーンや適度なHシーンでつかみはOKな感じでしたが・・

>サスペンスドラマは実家の父が大好きでよく見ていたのを思い出しました。

私も『火曜サスペンス劇場』は欠かさず見ていました。 どちらかというと初期の方がいい作品が多かったように思います。

 
 
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