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08-29(水)

「裸」 大道珠貴


「こうしてねぇ、あんたんチのおとうさんもねぇ、揉んだことあるとよぉ」と、自分の胸を揉みほぐしつつ語る伯母。ガリガリで饐えた臭いのするいとこと同じバーで働く、あたし十九歳…。ここは博多の中心地、「ドブ川」こと那珂川ぞいで凭れあうように暮らす三世代の女たちを描いた表題作を含む、芥川賞作家のデビュー作。



<感想> ★★★☆☆

本書は大道珠貴さんのデビュー作である表題作の他二作が収められ

た短編集です。 『しょっぱいドライブ』で芥川賞を受賞した大道さん

ですが、作品によってアタリハズレのあるというのが正直なところです。


さて、まずは表題作の『裸』。 北九州の街を舞台にした女性三代の物

語ですが、ちょっとナマナマしいかなぁ~という感じです。 純文学の

デビュー作としてはこれぐらいのインパクトが必要だとは思いますが・・


二作目の『スッポン』は、九州から埼玉に出てきた女の子の物語。

初期の角田光代さんに似た感じで、個人的には一番好きです。 


三作目の『ゆううつな苺』は、父の死によって母子家庭になってしまった

女子中学生が主人公です。 少女の不安定な状態や、彼女を取巻く

環境をユーモアたっぷりに描いています。


すべての方にオススメはしませんが、大道さんの味のある文章がお好

きな方なら楽しめると思います。


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