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08-17(金)

「ひとり日和」 青山七恵



“人っていやね…人は去って行くからね”。20歳の知寿と71歳の吟子さんが暮らした春夏秋冬。第136回芥川賞受賞作。  





<感想> ★★★★☆

ご存知の通り本書は、一月に発表された第136回芥川賞受賞作です。

芥川賞といえば受賞作のほとんどが短編ですが、この作品はちょっと

長めの中篇というところです。


親戚のおばあさんと暮らすようになった、ちょっとクセのある主人公。

この二人のやり取りが中心になる展開は、特に事件が起きるわけでも

なく淡々としていますが、少しづつ自立していく主人公の微妙な心の変

化が丁寧に描かれています。 この点を退屈だとする読者レビューも多

いようですが、この二人のやりとりがたまらなく好きです。 


「あたし、今のうちに、むなしさを使い切りたい。 老人になったとき

にむなしくならないように」


「知寿ちゃん、若いうちにそんなの使い切ったらだめよ。 楽しいの

ばっかりとっておいたら、歳をとったとき、死ぬのがいやになるよ」



「芥川賞=純文学=難解」というイメージを抱きがちですが、本書に関し

て言うなら、面白くて読みやすい作品と言えます。 ただ、あえて言うなら

芥川賞作品に共通する独特のキレが弱いような気がします。


まぁ~なにはともあれ、一読の価値はある芥川賞作品です。

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Comment


 

Re:「ひとり日和」 青山七恵(08/17)

こんにちは~。毎日暑いですね~。
「ひとり日和」、わたしも結構すきでした。
芥川賞にありがちな クセがないのも好きだった理由かも。

 

Re:「ひとり日和」 青山七恵(08/17)

こんばんは♪

「ひとり日和」、その淡々とした素直な運びが私も好きでした。
奇をてらわずに読ませるということができるのは、たいした才能じゃないかと思ったりもするのです。

TBつけさせてくださいね。

 

Re:「ひとり日和」 青山七恵(08/17)

こんばんは

『20歳の知寿と71歳の吟子さんが暮らした春夏秋冬』というのを見て
勝手に 年の差カップルの物語だと思っていました
そ~なると、ちょっと気になってきました

 

kayokorinさん

こんばんはぁ~♪

>こんにちは~。毎日暑いですね~。

ほ~い!こっちは毎日暑い上に、地震が・・

>「ひとり日和」、わたしも結構すきでした。
>芥川賞にありがちな クセがないのも好きだった理由かも。

思った以上にイイ作品でした。
まったりしたところがたまらなくイイです♪
他の作品も読んでみたくなりました。

 

ときあさぎさん

こんばんはぁ~♪

>こんばんは♪

>「ひとり日和」、その淡々とした素直な運びが私も好きでした。
>奇をてらわずに読ませるということができるのは、たいした才能じゃないかと思ったりもするのです。

受賞後の書評がプロアマ問わずイマイチだったので、読むつもりはなかったんだけど、ときあさぎさんの感想を拝見してムムッ・・と思い読んでみました♪
いい作品でした。ありがとうございます☆

>TBつけさせてくださいね。

ありがとうございます。あとでうかがいます☆

 

piyo☆☆さん

こんばんはぁ~♪

>こんばんは

>『20歳の知寿と71歳の吟子さんが暮らした春夏秋冬』というのを見て
>勝手に 年の差カップルの物語だと思っていました
>そ~なると、ちょっと気になってきました

知寿って名前が男っぽいかも・・(笑)
50歳以上も年上なんて、ある意味で読んでみたいかもね。。。季節感も感じられるしオススメな一作ですよん♪


 
 
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