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06-08(金)

「制服捜査」 佐々木譲

警察官人生二十五年。不祥事をめぐる玉突き人事のあおりで、強行犯係の捜査員から一転、単身赴任の駐在勤務となった巡査部長の川久保。「犯罪発生率、管内最低」の健全な町で、川久保が目撃した荒廃の兆し、些細な出来事。嗅ぎつけた“過去の腐臭”とは…。捜査の第一線に加われない駐在警官の刑事魂が、よそ者を嫌う町の犯罪を暴いていく、本物の警察小説。



<感想> ★★★★☆

この本を平積みになっているのを見た時に、横山秀夫さんの新作が出たんだぁ

~と思っていましたが、作者は佐々木譲さんでした。 


さて、連作短編の本書は現場の第一線で刑事として活躍していた主人公が田舎

町の駐在警察官(俗に言う駐在さん)として赴任するところから始まります。 

横山秀夫さんならこの経緯だけで50頁は割いてしまうところですが、佐々木

譲さんはあっさり書いてしまいます。 自分のせいではなく、部内の不祥事の

あおりを受けて田舎の駐在さんに左遷される主人公は、ベテランの警察官をた

らいまわしにする悪政に関しては批判的ですが、与えられた職務を精一杯こな

すという点では前向きです。 自分の感情より職務を優先する警察官(大半の

方はそうだと思いますが)を主人公に据えているところが横山作品との最大の

相違点です。 


直接、犯罪の捜査に加わることのない田舎の駐在さんという地味なキャラクタ

ーをリアルに描きながらも、第一線の捜査官が活躍する警察小説と変わりのな

い読み応えがあります。 個人的に、このキャラクターはかなり好みなので、

シリーズ化してくれるといいなぁ~と思います。

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