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05-20(日)

「ソング・オブ・サンデー」 藤堂志津子


五月のある日曜日。大工の鉄治から、突然ドライブの誘いを受けた絵描きの利里子。四十二歳の利里子は、人との関係に疲れていた。互いの愛犬を伴って出掛けた小旅行の一日、世の中に多くを期待しない二人が交わす会話は、いつしか人生の真実にそっと触れはじめる―。穏やかな喜びと感動が胸に満ちる、島清恋愛文学賞受賞作。



<感想> ★★★★☆

藤堂志津子さんは初チャレンジの作家さんです。

主人公は42歳の独身女性。 そんな主人公とビミョーな関係にある鉄治と

の一日を描いた作品です。 本書は主に二人の会話から成立していますが、

なかなか核心に辿りつかないまどろっこしい会話が、この二人の今まで過ご

して来た人生を如実に表しています。 恋愛や結婚を諦めたわけじゃないけ

ど、それらの持つ、もう一つの側面を知り尽くしてしまった二人。 時に、

会話の内容は粗野だったりしますが、そこに込められた優しさを感じ取るこ

との出来る関係でもあります。 純朴な鉄治に対して、女性主人公の利里子

は若干打算的ですが、行間から幽かに立ち上る官能的な表現も含めて等身大

の女性像ではないかと思います。 

昨今、ブームの「泣ける恋愛小説」に食傷気味の貴姉にオススメします。
 

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Comment


 

Re:「ソング・オブ・サンデー」 藤堂志津子(05/20)

藤堂さんは好きな作家のひとりです。
最近読んでなかったけれど(^^;)
これも読んでいないので、よむよむリストに入れときます♪

 

Re:「ソング・オブ・サンデー」 藤堂志津子(05/20)

星が四つついていて良かったです。42歳の主人公ですね、もう一度読んでみてもいいかな~?
好きだ!会いたい!という恋愛とはまた違った恋愛もありだって思えてきそうです。

 

Re:「ソング・オブ・サンデー」 藤堂志津子(05/20)

ゆったり。、まったりしてるのかな?
穏やかっていうのにひかれちゃいます。
読んでみますね。

 

hamutanさん

こんばんはぁ~♪

>藤堂さんは好きな作家のひとりです。
>最近読んでなかったけれど(^^;)
>これも読んでいないので、よむよむリストに入れときます♪

読みやすいだけではなくて、女性のホンネのようなものが描かれているように感じました。 

 

ケイプコッドさん

こんばんはぁ~♪

>星が四つついていて良かったです。42歳の主人公ですね、もう一度読んでみてもいいかな~?

主人公は独身ですが、年齢の近い女性読者であればいくつもの共通項をみつけることができるのではないかと思います。

>好きだ!会いたい!という恋愛とはまた違った恋愛もありだって思えてきそうです。

恋愛とか結婚とか、既成の価値観をモノサシにしてしまいがちですが、それだけではないんだと思わせる一冊です♪

-----

 

さとうみみさん

おはようございますぅ~♪

>ゆったり。、まったりしてるのかな?
>穏やかっていうのにひかれちゃいます。
>読んでみますね。

激しくもなく、二人が飼っている犬を交えてゆっくり
話が進行していきますが、行間を巧く使っている作品だと思います♪

 

Re:「ソング・オブ・サンデー」 藤堂志津子(05/20)

そもそも恋愛小説自体に興味薄のわたしはどうしたら・・・・(うるうる)・・・・なぜこんな女になったのかしら・・・(よろめいて泣く)。
いや~実際、42歳で愛だの恋だの言ってられるって、うらやましいですわ。
うちなんか親の介護の問題に直面しております。
わり~けどこれに比較すりゃ、恋愛問題なんて屁みたないものさ~
と、同世代の女性が本音を吐きました。
この世代ならこの話が出るのが普通ですからね、こういう登場人物出てましたか?

 

Re[1]:「ソング・オブ・サンデー」 藤堂志津子(05/20)

ままちりさん
おおっと、つい、憎まれ口のよな文章を書いてしまいました。
これもひとえに「恋」から離れてしまった女の「悲しさ」だと許してやってくださいませ。
ごめんなさい。

 

Re:「ソング・オブ・サンデー」 藤堂志津子(05/20)

一時、藤堂志津子さんにはまった時期がありました。
クセがなくて、読みやすい作家さんですよね。中でもこの作品は印象に残っています。思い切って踏み込めない、この年代ならではの恋愛が。
ただ、藤堂作品は続けて読むと、ちょぉーっと飽きちゃうかも・・・です。(^_^;)

 

ままちりさん

こんばんはぁ~♪

>そもそも恋愛小説自体に興味薄のわたしはどうしたら・・・・(うるうる)・・・・なぜこんな女になったのかしら・・・(よろめいて泣く)。
>いや~実際、42歳で愛だの恋だの言ってられるって、うらやましいですわ。
>うちなんか親の介護の問題に直面しております。
>わり~けどこれに比較すりゃ、恋愛問題なんて屁みたないものさ~
>と、同世代の女性が本音を吐きました。
>この世代ならこの話が出るのが普通ですからね、こういう登場人物出てましたか?

おっ、お侍サマ。
所詮は手前ども町人風情が読む低俗な大衆小説でゴザイマス・・お赦しください。 
どうか御手打ちだけはご勘弁を・・(笑)

 

hako0418さん

こんばんはぁ~♪

>一時、藤堂志津子さんにはまった時期がありました。
>クセがなくて、読みやすい作家さんですよね。中でもこの作品は印象に残っています。思い切って踏み込めない、この年代ならではの恋愛が。

42歳の独身主人公は大いに傷ついていたりするわけですが、したたかな側面も併せもっていてある種のリアリティーがあったように思います。

>ただ、藤堂作品は続けて読むと、ちょぉーっと飽きちゃうかも・・・です。(^_^;)

とりあえず、飽きない程度にボチボチと読んでみます♪

 
 
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