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03-30(金)

「疾走」 重松清

1976年海を埋め立てた水田が広がる街でシュウジは生まれた。しかし、地元の進学校に通っていた兄が放火犯として逮捕されて以降、大工の父は家を出てしまい、母はアルコールとギャンブルにのめり込むようになっていた。また、心を寄せていた同級生のエリも転校でこの街を去り、シュウジは「放火犯の弟」として孤立を深めていた。唯一心の拠り所としていた教会の神父、そして一家四人を殺した死刑囚として刑の執行を待つ神父の弟との出会い。やがて彼のなかで何かがはじけ、強行へ走り出す…。

<感想> ★★★★★

文庫だと二冊組み、ハードカバーだと上下二段組500頁の大長編ですが、イッ

キに読んでしまいました。 重松清さんといえば泣ける系の作品が多いわけで

すが、本書はそれらと一線を隔した感のある作品です。 

普通の少年である主人公が、さまざまな出来事を経て人生の極北に立たされ

るまでを描いています。 この手の作品では東野圭吾さんの『白夜行』、天童

荒太さんの『永遠の仔』などがありますが、それらを圧倒する力を持っている

といっても過言ではありません。 


迫力のある作品、読み応えのある作品はしばしば蹂躙されたような気分になり

ますが、本書もそれに当てはまります。 個人的には桐野夏生さんの『グロテ

スク』に匹敵する作品で、重松作品の中ではナンバー1でした。 文字通り主

人公とともに疾走できる作品です。


少々ハードですが、読み応えのある作品を読みたいとお思いの方にオススメし

ます。 

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Comment


 

なるほど・・・

「グロテスク」に匹敵するとあっては読みたいですね。
またまたメモっちです!

 

読子さん

こんばんはぁ~♪

>「グロテスク」に匹敵するとあっては読みたいですね。
>またまたメモっちです!

心の闇を容赦なく描いています。 読子さんにならオススメできる作品です。 ご堪能くださいませ♪

 
 
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