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Author:きたあかり
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5月の書籍代

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14冊 540円




2013年5月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3094ページ
ナイス数:241ナイス



光降る丘光降る丘感想
08年に発生した岩手・宮城内陸地震で壊滅的な被害を受けた栗原市耕英地区をモデルにしたフィクション。 耕英地区は終戦直後に入植が開始された開拓地です。 地震に見舞われる現代と開拓当初の様子をクロスしながら描いていくことで、被害を受けた地区はどのような歴史を経て成り立ち、そこにはどのような人々が暮らしているのか?を立体的に描いていきます。 入植直後の艱難辛苦を描く筆致は熊谷作品の真骨頂といえますが、それ以上に宮城県出身である著者の強い想いを感じ取りました。 今後は東日本大震災に触れる作品も手がけるのかな・・?
読了日:5月31日 著者:熊谷 達也


文学2013 (文学選集)文学2013 (文学選集)感想
本書は文芸五誌に発表された短篇の中から日本文藝家協会がチョイスして編むアンソロジーシリーズの最新版。 売れ筋作家の最新短篇から文芸誌でしか読むことの出来ない作家の作品までを網羅しています。昨年文芸誌にはこんな作品が掲載されましたよ・・純文学系では今こんな作家が注目されていますよ・・現代文学の今を伝えるのがコンセプトです。 毎年ありえない高価格設定で発売されていますが、文芸五誌を全てチェックする時間とその金額を踏まえるならお得なアンソロジーと言えるかもしれません。 収録作品は↓  
読了日:5月29日 著者:


半七捕物帳 01 お文の魂半七捕物帳 01 お文の魂感想
シリーズ第一作。 15分程度でサクッと読める半七捕物帳シリーズ。 ちょっと時間があったので車をコンビニの駐車場に入れて読みました。本作の初出は1917年(大正6年)。 百年近く前の読者はどのようなシチュエーションで読んだのでしょうか?(青空文庫・Kindle)
読了日:5月26日 著者:岡本 綺堂


最後の証人最後の証人感想
柚月裕子さんは初読みです。 タイトルと装丁から想像がつくと思いますが本書は法廷モノミステリー。 後半で用いられているどんでん返しの手法はあまり好きではありませんが、この作品はそれ以上に物語として読みごたえがありました。 「証言」のくだりはもちろんですが、夫が覚悟した妻を送り出すシーンが秀逸でした。 次は『検事の本懐』を読んでみようと思います。
読了日:5月24日 著者:柚月 裕子


凍原凍原感想
釧路湿原を舞台にした本書は大戦末期の樺太(サハリン)と現代をクロスさせながら描くミステリー。 桜木作品ではお馴染みのどよ~んとした雰囲気と家族の系譜というパーツに松本清張を思わせる社会派ミステリーの要素が加わっています。 樺太から身一つで逃げ延びたものの、敗戦日本の底辺で生きなければならなかった女性を泥臭く描くさまは思いっきりツボでしたが、更にもうひとつのエピソードを加えてミステリー仕立てにしたせいで展開が強引だと感じてしまいました。 悪くはないんだけど、もっと単純に楽しませて欲しかった気がします。 
読了日:5月22日 著者:桜木 紫乃


日本の近代遺産(日経プレミアシリーズ)日本の近代遺産(日経プレミアシリーズ)感想
取り上げている近代遺産(建造物)に関して特に目新しいものはありませんが、建物それぞれが持つ物語を解説としているところが他のムック本と一線を隔しています。 富士屋ホテル(箱根)の創業者は牛を売ったお金を元手とした・・・。ホテルニューグランド(横浜)は第三セクター方式で建てられたために横浜市に賃貸料を支払い続けている・・・等々。 写真もきれいだし、近代遺産って??という方でも楽しめると思います。
読了日:5月20日 著者:近代遺産選出委員会


半七捕物帳 02 石灯籠半七捕物帳 02 石灯籠感想
一話完結型の連続時代小説。初出は1917年(大正6年)から1937年(昭和12年) 岡本綺堂は初読みですが語り口や文章表現は極めて現代的で読みやすいです。 新作の時代小説だと言われたなら素直に肯いてしまいます。 シリーズは全68作。『鬼平犯科帳』的な楽しみ方ができそうです。 時間が空いたときにぽつりぽつりと読んで行こうと思います。
読了日:5月19日 著者:岡本 綺堂


野草で楽しむ散歩術野草で楽しむ散歩術感想
最近、野草にはまりつつあるので・・やっぱ野草と言えばこの人なので読んでみました。 さっそく野蒜を食してみました。野趣あふれるワイルドな味でした。 
読了日:5月18日 著者:岡本 信人
天地明察(上) (角川文庫)天地明察(上) (角川文庫)感想
時代小説をここまで読みやすくしてしまっていいのかな?とも思いますが、とりあえず面白いので下巻に進みます。 
読了日:5月17日 著者:冲方 丁


深夜食堂 2 (ビッグコミックススペシャル)深夜食堂 2 (ビッグコミックススペシャル)感想
ドラマ化の影響で世代を問わず読まれているようですが、本書はオッサン向け課題図書にすべきなんじゃないかと思います。 心がささくれ立っているオッサン達に強くおススメします。 ごちそうさまは爆笑しました。
読了日:5月15日 著者:安倍 夜郎


ユリゴコロユリゴコロ感想
まほかる本は三冊目ですが大当たりな一冊でした。 この作品の半分を占める手記の使い方が秀逸でした。ズルズルと物語りに引き込まれて行く感覚を味わいましたが、そのあたりが著者の真骨頂なのかもしれません。 本書は内なる衝動に突き動かされて殺人を犯してしまうサイコパスを扱った心理サスペンスですが同時に家族の物語でもあります。 それはストーリーに深みや味わいを与えていますが、それ以上に最後に明かされる真実を導き出す最大の伏線となっているように思います。 いやぁ~ホント面白かったっす!!
読了日:5月13日 著者:沼田 まほかる


暗渠の宿暗渠の宿感想
デビュー作である『けがれなき酒のへど』と表題作を収めた作品集。著者の文体に慣れてくると私小説というより、もてない男のドキュメンタリーを読んでいるようです。 DVシーンの多い表題作は生理的に受付け難い面もありますが、風俗嬢に金を騙し取られる『けがれなき・・』は「その考え方大丈夫かよ?」「ヲイヲイそろそろ気がつけよ!!」とか「男ってバカだよな・・」などと勝手な突っ込みを入れながら読むとブンガク云々抜きで楽しめます。 文学的なアプローチをなさりたい方は葛西善蔵・嘉村礒多を軽く浚っておくことをおススメします。
読了日:5月9日 著者:西村 賢太


ひらいてひらいて感想
本書は、その装丁から高校生が主人公の甘口恋愛小説をイメージして読むと大やけどをします。 前半こそ小技の利いた片思い小説と言った趣ですが、主人公が暴走する後半は怒涛のひと言に尽きます。 近作では壊れる女性を主人公に据えることの多い綿矢さんですが、この主人公の壊れっぷりはハンパなくて、どちらかといえば姫野カオルコさんの描くキャラクターに近いような気がします。 一方で「ひらいて」が強い余韻を残すラスト数ページはとても練られていて巧みです。 再読する度に深みを増す作品だと思います。      
読了日:5月6日 著者:綿矢 りさ


ポーカー・フェースポーカー・フェース感想
『バーボン・ストリート』『チェーン・スモーキング』と同じスタイルのエッセイ集。 みなさんご指摘の通り、前出の二作と比較するなら丸くなった印象を強く受けました。 少し寂しい気もしますが、同時代に生きる作家の作品を読むとはそういうことなのかもしれません。 少なくとも今の私は本書の沢木耕太郎を好意的に受容れています。 それもちょっと寂しいことなのかな? 学生時代、熱り立つように読んだ『深夜特急』 あれから四半世紀が過ぎました。
読了日:5月3日 著者:沢木 耕太郎

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