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04-24(水)

3月の書籍代

3月の書籍代 13冊 1,890円

今更ながらですが『ジェノサイド』を読みました。
これほどバカ売れしていると読みやすいだけなのでは・・などと勘ぐっていましたが、文句なしに楽しめました。 

久しぶりに森絵都さんの作品(『この女』)を読みました。
釜ヶ崎と森絵都さんのイメージがあまりにもかけ離れているので期待せずに読みましたが、あちこちに小技が効いていてイイ感じでした。

2013年3月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:4180ページ
ナイス数:263ナイス


とっさの方言 (ポプラ文庫)とっさの方言 (ポプラ文庫)感想
47都道府県で使わている方言をテーマにしたエッセイです。 書影のデータには二人の名前しか書かれていませんが、旬の作家を中心として73人が名を連ねています。 単に方言本としても楽しめますが、同一テーマで作家それぞれの異なる切り口を堪能することができるのも魅力です。 首都圏に住んでいる大半の人間は標準語を話していると思い込んでいますが「かたす」が関東地域でしか使われない言葉だというのが目から鱗でした。さらに「あおなじみ」が方言だと知って驚く千葉県民は私だけではないはずです。
読了日:3月31日 著者:小路幸也,大崎善生


幸福な生活幸福な生活感想
本書は『永遠の0』でお馴染み百田尚樹さんの作品集。 300頁弱に18の短篇が収められていますが、どれも最終一行のオチをコンセプトとしています。 星新一風の読者を放り投げてしまうようなオチから、落語のようなオチまで。ブラックな内容のものが大半ですが、この作品にはどんなオチが用意されているのか?と思うと読む手が止まらなくなります。 落語的なオチの『痴漢』と『深夜の乗客』が秀逸でした。
読了日:3月28日 著者:百田尚樹


とにかく散歩いたしましょうとにかく散歩いたしましょう感想
小川洋子さんの最新?エッセイ集です。 前回のエッセイ集『カラーひよことコーヒー豆』があまりにも優等生過ぎたので期待していませんでしたが、本書は小川洋子さんらしさを垣間見ることのできるエッセイ集だと感じました。 評論とは違う柔らかいカタチでいろいろな本を紹介しているあたりもイイ感じでした。 「浮き輪クッキー」を検索したら泉屋さんの缶入りクッキーでした。 またまたヲヂさんは懐かしすぎて泣きましたとさ・・・おしまい。
読了日:3月25日 著者:小川 洋子


悪党たちは千里を走る悪党たちは千里を走る感想
貫井さんらしからぬユーモアたっぷりのピカレスク小説でした。 エド・マクベインの『キングの身代金』を意識したと思われる展開は荒唐無稽と言われればそれまでですが、ドタバタに終わってないところは貫井さんの筆力のなせる技です。 
読了日:3月24日 著者:貫井 徳郎


あなたの獣あなたの獣感想
ある男の身の回りを断片的に描いた連作短篇。 時系列がバラバラで戸惑いますが、一篇の分量は20頁弱で読みやすいし、主人公の背徳まみれのダラダラ感とそこに投げ込まれる静かな緊張が個人的にツボでした。ただ客観的に申し上げるなら、評価の別れる・・と表現される類の作品です。さらに言うなら私のように好意的な評価をする読者はかなり少数派だろうと思います。 川上弘美さんの『ニシノユキヒコの恋と冒険』を引き合いに出されている方がいらっしゃいますが、比較すると良くも悪くも井上荒野という作家の本質が見えてくるかもしれません。 
読了日:3月20日 著者:井上 荒野


この女この女感想
そういえばずいぶんご無沙汰だなぁと思いつつ手に取った森絵都さん。読み始めると舞台は90年代半ばの釜ヶ崎・・この題材で大丈夫なのか?と思いつつ読み進めました。 中盤までは西加奈子風味の関西系人情話で推移していきますが、後半からはちょっと骨太になった森絵都ワールドを堪能することができました。 作中作は阪神大震災の直前で幕を閉じ、冒頭の手紙に戻るという仕掛けがなされていますが、読者がそこで得ることのできるジンワリ感は著者の真骨頂です。 個人的には時代を旺盛に取り込んでいる点もツボでした。 オムライス泣けました。
読了日:3月16日 著者:森 絵都


カミカゼカミカゼ感想
大戦末期の特攻隊員が現代にタイムスリップするという話です。 読みやすい作品だと思いますが正直言ってそれだけかな・・・・・。おそらく『永遠の0』のベストセラーを意識して上梓されたと思いますが、現代を描く筆が必要以上に薄っぺらでした。 タイムスリップ前の一章と二章の出来がイイだけにザンネンです。 
読了日:3月15日 著者:永瀬 隼介


楽園 下楽園 下感想
サイコメトラー??苦手っす・・という先入観で読み始めましたが、予想以上に面白い作品でした。 特に上巻の半ばからは一気に加速してくる感じで楽しめました。 ただ具体的にどこが?と問われると返答に窮してしまいます。 他の方が「読み終えることを目的にした読書をしてしまった」とお書きになっていますが、まさにそんな感じでした。 『模倣犯』を読んだ直後ならもっと感情移入できたのかもしれませんが・・
読了日:3月14日 著者:宮部 みゆき


楽園〈上〉楽園〈上〉感想
これって何かの続編??と思いつつ読みはじめたけど途中で『模倣犯』だと気がつきました。 う~ん内容すっかり忘れてるし・・(汗)感想は下巻で!!
読了日:3月10日 著者:宮部 みゆき


しょうがの味は熱いしょうがの味は熱い感想
年末に出た綿矢さんの新刊。 同棲と結婚の間で揺れ動く男女を描く連作二篇が収められています。 ストーリー自体はありきたりですが、恋愛する上で生じる名前のつけられない感情を的確に文章化しているのは著者の真骨頂。 ■整頓せずにつめ込んできた憂鬱が扉の留め金の弱っている戸棚からなだれ落ちてくるのは、きまって夕方だ。■ 冒頭の一文に唸らされました。 ただ個人的には『勝手に・・』『かわいそうだね』で見せてくれた綿矢毒が弱かったのがザンネンでした。 本日発売の『憤死』に期待したいと思います。 
読了日:3月8日 著者:綿矢 りさ


京成電鉄85年の歩み京成電鉄85年の歩み感想
かつて京成が販売していた謎の薬品「京成シミトール」関連本。P70・昭和12年(1937)■ 虫刺され、肩こりなどに効果のある、家庭用常備薬・京成シミトールの販売を開始した。 SKD(松竹歌劇団)のスターだったターキー(水の江滝子)を宣伝に起用し、シミトール宣伝皇軍慰問使を結成するなどして、好調に売り上げを伸ばした。■ (千葉市図書館蔵)
読了日:3月7日 著者:京成電鉄総務部/編


時刻表昭和史探見 JTBキャンブックス時刻表昭和史探見 JTBキャンブックス感想
時刻表の老舗JTBが01年に出したムック本。 メインは時刻表の変遷ですが、私の鉄分ではあまりにもマニアックで読みこなすことが出来ませんでした。 後半の広告についてはそれなりに楽しめました。 気になったのは塗るだけで疲れが取れる「京成シミトール」(昭和15年掲載)という薬の広告。発売元は京成電氣軌道株式會社(現京成電鉄)。鉄道会社がなぜこんな胡散臭いものを・・・。かつて講談社が発売していた高速滋養飲料「どりこの」同様惹きつけられました。ちょいと調べてみることにします。
読了日:3月3日 著者:曽田 英夫


ジェノサイドジェノサイド感想
今更ながらの読了。 インテリジェンス、国際謀略、地域紛争、新薬開発、遺伝子、少数民族、アフリカ、傭兵、進化、家族・・F・フォーサイスを思わせるパーツは国産エンターテイメントの枠を超えたスケールでした。さらにそれらを読者に分かりやすく提示している点も好感が持てます。 父の死によって事件にに巻き込まれていく日本人青年と密命を帯びて戦乱の渦中に飛び込んでいく傭兵を描く筆から紡ぎ出される緊張感とスピード感にすっかり酔いしれました。 一方で目を背けてはいけない現実があることも思い知らされます。
読了日:3月2日 著者:高野 和明

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