プロフィール

きたあかり

Author:きたあかり
文芸書中心の読書日記です。
読書傾向はフリーエリアの円グラフを見てください。 サイトのご案内

フリーエリア
ひとこと掲示板
FC2カウンター
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

-----(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
03-24(日)

2月の書籍代

読書系サイトでは年頭から話題になっていましたが、
村上春樹さんの新刊が4月12日に発売される予定です。

版元の文藝春秋社では特設サイトを作る気合の入れようです。
今回も『1Q84』の時と同じくストーリーなどは明らかにされていません。

なんというか・・もう祭り状態ですね。




というわけで
桜も満開ですが、今更ながらの2月の書籍代です 

8冊 2,255円


2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1796ページ
ナイス数:162ナイス

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫)腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫)感想
痛いオンナというレベルではなく暴れ馬のような主人公とその家族を描いた物語。 中途半端に描くと読後感の悪さだけが残ってしまう類の作品ですが、他の登場人物(兄、妹、嫂)も含めて、そのぶっ飛びっぷりを情け容赦なく描いていて、とにかく圧倒されます。 舞台を田舎町に設定してどことなくユーモラスな作品に仕上げている点も秀逸です。 ここ数回の芥川賞では常連候補となっている本谷さんですが、文学的価値云々というよりは本業の演劇から産み出された副次的な作品と言えるかもしれません。 とにかく面白い!! 
読了日:2月26日 著者:本谷 有希子


茗荷谷の猫 (文春文庫)茗荷谷の猫 (文春文庫)感想
東京を舞台に江戸時代から東京オリンピック前夜までの9つの時代を切り取り、そこに生きた人々を主人公に据えた連作短篇。 木内昇さんの作品はリーダビリティーも高くないし、斬新な文章表現があるわけではありません。ただ小説を愉しむという点においては、巷のベストセラー作家とは一線を隔した巧みさがあるような気がします。 内田百閒のエピソードも面白いけど、『染井の桜』と『ぽけっとの、深く』を結びつける一枚の紙片が印象的でした。  
読了日:2月23日 著者:木内 昇


謎のあの店 1 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)謎のあの店 1 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)感想
読友さんの感想を拝見して。 街中にある気になるディープスポット(飲食店・旅館・浅草観音温泉など)を訪れるルポ形式のコミックです。 著者は女性ですが『孤独のグルメ』以上のおっさんホイホイ本でおっさんに生まれたヨロコビを噛みしめることができる一冊でもあります。 「何百人ものおじさんのニオイがする布団」「トマトよ田舎から帰って来い」に爆笑!!『ド根性ガエル』の京子ちゃんは懐かしすぎて泣きました。 
読了日:2月20日 著者:松本英子


起終点駅(ターミナル)起終点駅(ターミナル)感想
派手な装丁と仰々しい帯に不安が募りましたが、従来通りの桜木紫乃ワールドで大満足の一冊でした。6作が収められていますが初出時のタイトルはいずれも『無縁』さまざまな理由から孤立して生きていかざるを得ない人々。彼(女)らの処し方は見方によれば惨めだったり無様だったりするわけですが、その根底にある矜持や強さをしっかり描いているので読後感は決して悪くありません。 表題作も秀逸ですが、個人的には『潮風の家』 千鶴子、たみ子、和美。三人の生きざまとその関係性は、この作品集のテーマを見事に収斂させているように感じました。
読了日:2月18日 著者:桜木 紫乃


神去なあなあ夜話神去なあなあ夜話感想
シリーズ二作目。 前作では林業そのものをテーマにしていましたが二作目ではフォークロア(風習・伝承)を巧みに取り込んでいます。 田舎に行くとワケの分からない決まり事や無意味に思える風習があったりします。それらを一笑に付してしまうことも多いわけですが、それってそれなりに意味があるんですね。 日本人は宗教に拘泥することはありませんが、フォークロア的な秩序や倫理を尊ぶ民族なのかもしれません。そのあたりを面白おかしく描き出すのは著者ならではです。 突然出てくる「あじゃぱー」懐かしすぎて大爆笑しました。
読了日:2月15日 著者:三浦 しをん


白い道白い道感想
1948(昭和23)年初出。 地方(熊本)で労働運動に身を投じる若者の煩悶を描いた短篇。 著者の年譜を見ると自伝的作品ではないかと思われます。 戦後に書かれた作品なのでバリバリプロレタリア視点ではなく、大正時代の青春小説的な読み方もできます。 
読了日:2月11日 著者:徳永 直


ある男ある男感想
本書は明治維新という大きなうねりの中で煩悶する男を描いた『漂砂のうたう』で直木賞を受賞した著者の作品集です。 7篇が収められていますが、それらの主人公は名を与えられず「男」とだけ記されています。 「男」たちの身分や境遇はさまざまですが共通するのは明治維新という時代に立ち会ったということです。 市井を生きる彼らはどのように明治維新と向き合ったのか?『漂砂‥』の短篇バージョンという感じですが、いずれも手抜かりのない完成度の高い作品ばかりでした。 強く印象に残ったのは『道理』これは長篇で読みたいです。 
読了日:2月5日 著者:木内 昇


私のインタヴュー私のインタヴュー感想
読友さんの感想を拝見して。本書は1958年に出されたものの新装版。 読書メーターでは話題になっていませんが、図書館で予約を入れて半年以上待ちました。私自身は高峰さんの現役時代を知りませんが、改めて大女優だったことを思い知らされました。インタビューをまとめたものですが、注目すべきはその対象が市井を生きる人々である点。特に印象的だったのは、当時最底辺とされていたニコヨン女性へのインタビュー。噛み合うはずのない両者は短時間で互いを理解するまでに至ります。 殿山泰司、沢村貞子、昭和の俳優たちは読ませますな。   
読了日:2月3日 著者:高峰 秀子

読書メーター
関連記事
スポンサーサイト
 

Trackback

URL :
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 

Comment


 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。