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Author:きたあかり
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07-10(火)

6月の書籍代

6月の書籍代 16冊 3,100円

6月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:4939ページ
ナイス数:173ナイス

漁港の肉子ちゃん漁港の肉子ちゃん 
西加奈子さんの人情系のなかでは『通天閣』に匹敵するクオリティーだと思います。 ガサツな肉子ちゃんと、それを冷静に見つめるキクりん。 舞台になる魚港がイキイキと描かれ一癖ある脇役たちが魅力的です。 特にサッサンは助演男優賞。 オチに関しては途中で気がついても問題ないし、むしろその方が感動できるかもしれません。 重松清さんや浅田次郎さんで泣けないという人におススメです。
読了日:06月30日 著者:西 加奈子


最果てアーケード最果てアーケード  
『ミーナの行進』のような癒し系を想像していましたが、正統派の小川作品でした。 時間をかけて(一日一作)読み進めました。 漂っている「気配」が頁を捲るたびに濃厚になり、最終章で幾層もの澱になっていく様は著者の真骨頂と言えるのではないでしょうか。 ○髪のレースはいかにも小川洋子さんらしいオリジナルアイテムだと思っていましたが、実際にあるようです!びっくりしました。 頁数のわりに高めの値段設定ですが、装幀が素晴らしいので納得です。
読了日:06月27日 著者:小川 洋子


金色の獣、彼方に向かう金色の獣、彼方に向かう
『異神千夜』のスピード感に引っ張られてイッキ読みでした。 近年の恒川作品と比較するなら格段に読みやすく、バランスも取れていて個人的には二重丸でした。 ただ、この作家が持っている独特の雰囲気が好きな人は少し物足りないと感じてしまうかもしれません。
読了日:06月26日 著者:恒川 光太郎


私の浅草 (暮しの手帖エッセイライブラリー)私の浅草 (暮しの手帖エッセイライブラリー)
殿山泰二のエッセイがよかったので、芸能人名文家キャンペーン第二弾。 シンプルながら親しみのある文章で描かれる浅草の裏町はとても魅力的です。 著者が描いたのは大正時代の浅草ですが、ここに読者それぞれの知る浅草、そしてスカイツリーが聳える現在の浅草を重ね合わせてもいいのではないかと思います。 
読了日:06月22日 著者:沢村貞子


蛍の航跡―軍医たちの黙示録蛍の航跡―軍医たちの黙示録
『蠅の帝国』から。本書は南方戦線に赴いた軍医のエピソードが多く綴られています。 『軍靴』『香水』が印象に残りました。 戦史という観点から言うなら冒頭の『抗命』 インパール作戦で抗命をして精神鑑定を受ける佐藤中将は佐藤幸徳。 鑑定をする軍医の「私」は参考文献でも名前が出てくる精神科医の山下實六です。 軍法会議での死刑を覚悟していた佐藤幸徳は復員し1959年(昭和34年)に亡くなっています。 鑑定主文(p38~39)は山下實六が1978年に公開したものです。 
読了日:06月21日 著者:帚木 蓬生


花嫁花嫁 
青山七恵さんは表現する作家から読ませる作家にシフトしつつあるのかな・・・などと感じました。 古くは松本清張。最近では吉田修一さんや中村文則さん。 表現力の秀でている芥川賞作家のエンタメは申し分がないし、本書も最終章はたっぷり読ませます。 ただ、青山七恵さんには心の襞を巧みに表現してくれる短編をもっと書いて欲しいな。(←読者のエゴですが)とりあえず最新刊の『すみれ』読んでみます。
読了日:06月20日 著者:青山 七恵


西村賢太対話集西村賢太対話集
深夜のバラエティーでは窺い知ることのできない作家色の濃い対談集。 都知事が推していると聞いていましたがここまで推されているとはびっくり。 高田センセイには愛を感じました。 私小説的な色合の濃いノンフィクションで大宅賞を獲った上原善広との対談も面白かった。 
読了日:06月16日 著者:西村 賢太


この世界の片隅に(後編) (アクションコミックス)この世界の片隅に(後編) (アクションコミックス) 
所謂、小説と呼ばれるものを年間150冊近く読んでいますが、これほど魂が揺さぶられる作品に出会うのは稀有です。 なんだ・・これ漫画じゃん・・と思われた方に是非読んでいただきたい作品です。 巻末に「間違っていたなら教えてください 今のうちに」と書かれていますが、帚木蓬生さんも似たようなことを書いていました。 静かに、そしてなにより謙虚に私たちは次世代に語り継いでいかなくてはなりません。
読了日:06月15日 著者:こうの 史代


この世界の片隅に(前編) (アクションコミックス)この世界の片隅に(前編) (アクションコミックス) 
『夕凪・・・』でもそうでしたが、どこにでもいる普通の人の日常が描かれます。 そんな主人公が否応なく突きつけられる非日常を静かに語っていきます。 小説なら向田邦子の世界観に近いと思いますが、やはりこの作品はコミックでしか表現できないような気がします。あちこちにちりばめられている戦中の暮らしも興味深いです。
読了日:06月14日 著者:こうの 史代


吉屋信子集 生霊―文豪怪談傑作選 (ちくま文庫)吉屋信子集 生霊―文豪怪談傑作選 (ちくま文庫)
アンソロジーに入っていた『鬼火』があまりにも怖かったので興味を持って読んでみました。 ほとんど昭和20年代に書かれたものですが「世にも奇妙な物語」的な展開は独特の緊張感に満ちていて古臭さを感じさせません。 戦前に数多く手がけた少女小説で培ったエンタメスピリットが容赦なく発揮されているように思います。 装丁もいいですね。
読了日:06月14日 著者:吉屋 信子


聖☆おにいさん(7) (モーニングKC)聖☆おにいさん(7) (モーニングKC)
マーヤ(ブッダママ)とマリア(イエスママ)のグラビアで熟女フェチを悩殺。 その一方で、ヨセフ(イエスの大工パパ)の深い苦悩を描く。 この漫画どんだけディープなんだっ!
読了日:06月12日 著者:中村 光


そんなに読んで、どうするの? --縦横無尽のブックガイドそんなに読んで、どうするの? --縦横無尽のブックガイド
翻訳モノにページが多く割かれているのが本書の特長です。 翻訳モノのガイドブックとするなら貴重な一冊かもしれません。
読了日:06月11日 著者:豊崎 由美


蝿の帝国―軍医たちの黙示録蝿の帝国―軍医たちの黙示録 
シンプルな文章と抑制された描写で、あえて廃したエンタメ色。 そしてなにより巻末の参考文献の多さに著者がこの作品に込めた想いを感じ取ることができます。 戦時にも関わらず「軍医でなくなったときも・・」を繰り返す区隊長の言葉に、医師としての矜持を見出す『軍医候補生』が印象的でした。
読了日:06月10日 著者:帚木 蓬生


任侠学園任侠学園
代表作の隠蔽捜査シリーズと比較するなら呆れてしまうほど軽い作りですが、それがこのシリーズの持ち味なんだと思います。 ただ、彼らが口にする「恥」の概念は説得力がありました。 
読了日:06月08日 著者:今野 敏


純平、考え直せ純平、考え直せ  
歌舞伎町を舞台にしたドタバタをイメージして読み始めましたが、イイ意味で裏切られました。 売れ筋になっても手を抜かない奥田英朗さんに敬意を表します。 ピカレスク風の青春小説といった感じですがタイムリミットに向けての盛り上げ方や、それに向かう純平の微妙な心の揺れを行間から感じ取ることができました。 ネタばれになるので作品名は控えますが、あの映画のラストシーンを彷彿とさせるラストは秀逸です。
読了日:06月05日 著者:奥田 英朗


検見川無線の思い出検見川無線の思い出
千葉市にあった検見川送信所のことを調べていたら巡りあった本です。 著者は検見川送信所の初代所長。 新興住宅地である検見川5丁目のど真ん中にある廃墟は何なんだっ!?と思われた方におススメします。 千葉市図書館の蔵書です。
読了日:06月01日 著者:菊谷 秀雄

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読書メーター
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