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03-12(月)

「妖談」  車谷長吉







【内容情報】(「BOOK」データベースより)
「この世で人の欲ほど怖いものはない」あさましき“業”に憑かれた人々を描く掌篇小説集。







<感想> ★★★☆☆

最近は作家というより、朝日新聞土曜版の人生相談コーナー「悩みのるつぼ」で広く認知されている車谷長吉さん。 本書はそんな車谷さんの作品集です。短い話がいくつも入っているので、短篇というよりは掌篇といったところです。

さて、本書のコンセプトをひとことで言うなら、欲に取りつかれた人たちの妖談。 金、名誉、性欲。 それらにとりつかれた人々を独特の長吉節で一刀両断にしています。 特に高学歴の女性に対する視点は偏見以外のなにものでもありませんが、それも含め小気味いい印象を受けました。

作家になることは、人の顰蹙を買うことだ。 長吉さんは作品の中で度々宣言していて、たしかにそんな作品も多いわけですが、この人の魅力は、ニコリともせずに突然面白いことを言ってのける点にあると思います。 本書で言えばで『信子はん』。 陽美はんを食べてしまった信子はんの生命力にビビりまくる長吉さんが笑えます。 そして、その文書のクオリティーはあくまで高い。 

「悩みのるつぼ」ファンで、車谷作品が未読だという方におススメします。


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