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03-10(土)

「女學生手帖」 大正・昭和の乙女ライフ  弥生美術館・内田静枝編






【内容情報】(「BOOK」データベースより)
大正~昭和初期の可憐で優美な乙女たちの世界!“エス”のせつない交流、女学生言葉、セーラー服図鑑、身の上相談や広告記事…乙女心をくすぐるエッセンス満載の、女学生ワールド。岳本野ばら氏特別寄稿。






<感想> ★★★★☆

なにやら怪しげなタイトルですが、旧字体で書かれている点にご注目ください。 本書は、大正末期から昭和初期にかけて出版された少女雑誌から当時の女学生の文化を多角的に紹介しています。 編者は高畠華宵や竹久夢二の作品を数多く所蔵、公開している弥生美術館学芸員の内田静枝さん。


さて、本書はあらすじに書かれているように、当時の女学生の生活様式や心理なども興味深く読めるわけですが、何はさておき注目に値するのは、当時少女雑誌の挿絵や表紙を数多く手がけていた大衆画家の作品群。 中原淳一、高畠華宵、松本かつぢ、加藤まさお、蕗谷虹次。 そして少女小説のカリスマ吉屋信子。  レトロファンならずしても、その美しさと資料的な価値には目をみはると思います。 ダテに弥生美術館の名前は出していません。


編者によれば、女学生たちの文化が最も花開いたのは大正末期から昭和15年までの間とのことです。  都市部に暮らし、それなりに裕福な家庭で育っていた彼女たちはとても幸せだったと思います。 しかし、その後に待ち受ける戦争は彼女たちにとって、あまりに過酷すぎる運命だったと言わざるをえません。 そう考えると、ちょっと違った読み方もできるかもしれません。

ちなみに4月5日~7月1日まで弥生美術館では「大正から始まった 日本のkawaii(カワイイ)」展が開催されます。 

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