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08-27(土)

「赤々煉恋」 朱川湊人



人の世はなんとおぞましく、美しいのだろうー。若く美しいまま亡くなった妹の思い出を残したいと、凄腕だという遺体専門のカメラマンに写真撮影を依頼した早苗。ところが…。初恋、純愛、そして日常と非日常への切望の数々。赤々とした、炎のような何かに身を焦がす者たちの行く末を、切ない余韻の残る筆致で巧みに描く。直木賞作家・朱川湊人の真骨頂を、連作集であなたに。


<感想> ★★★★☆

懐古調(ノスタルジック)の作品で私のようなオッサンを癒して

くれる朱川湊さんですが、元々はバリバリのホラー作家です。 

時々そんなことを思い起こす朱川作品に出合うことがあります

が、本書はまさにそれで、読書系のブログでは黒朱川と表現

される方が多い作品集です。


さて、前段でホラーをイメージされた方も多いと思いますが、こ

の作品のコンセプトをひとことで言うならエロ・グロです。 

necrophiliaやApotemnophilia(←興味のある方は自己責任で検

索してくださいませ)などを扱っています。 性倒錯というやつで

すが、そこまで行き着いてしまう人間の心理を巧みに表現して

います。 


江戸川乱歩に似ているというレビューを見ましたが、私は小川

洋子
さんの作品を読んでいるような錯覚を覚えました。 作品を

支配する独特の静謐感からそのように感じました。


題材が題材だけにおススメはしませんが、小説としてのクオリテ

ィーはかなり高いのではないかと思います。 

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