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08-13(土)

「血の冠」 香納諒一



元警官越沼が頭蓋骨を冠のように飾られて殺された。それは二十六年前の、「キング」と呼ばれた殺人犯による、迷宮入り事件の手口と同じだった-。弘前中央署会計課の小松一郎は、幼馴染みの警視庁警視正・風間によって、捜査の最前線に立たされる。少年時代の二人はキングの被害者だったのだ…。北の街を舞台に、心の疵と正義の裏に澱む汚濁を描く、警察小説の傑作。

<感想> ★★★☆☆

本書の著者である香納諒一さんはバカ売れしてはいませんが、

そこそこ筆の立つ作家さんで、個人的にはもっと評価されても

いいのではないかと思っています。 主にミステリーを手がけて

いますが、そこの若干ドロ臭い人間ドラマを織り込んでいます。 

お書きになる作品は、いい意味で昭和の二時間サスペンスドラ

を彷彿とさせます。 


さて、あらすじを読む限りではホラーサスペンスをイメージされ

ると思いますが、基本的には前段で申し上げた昭和の二時間

サスペンスドラマ
のノリです。 


警察内部で閑職をあてがわれている主人公の内省や舞台に

なる青森の描き方が秀逸です。 現代の事件により掘り返され

ていく過去の事件。 その接点が少しづつ明らかになっていく

過程もじっくりと読ませてくれるので、読み応えは十分です。 


ただ、着地点に関してはちょっと不満が残ります。 まぁ~サス

ペンスホラー風味なのでそれなりに納得はできるわけですが・・・・

物語の底流をなす独特の雰囲気と、お得意のドロ臭いドラマが

パーフェクトだと感じていただけに少しだけザンネンでした。 



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Comment


 

楽しみ

全く存じ上げない作家さんでしたので、先ほどメモしました。
図書館に行って、検索しますね。
警察小説で、大沢在昌や今野敏を読んだことがありますが、この方も楽しみです。
しかも、昭和のサスペンスドラマですか♪舞台は青森で珍しい。これは読まねばいけませんな!!

 
 
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