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08-06(土)

「エ/ン/ジ/ン」 中島京子


身に覚えのない幼稚園の同窓会の招待状を受け取った、葛見隆一。仕事と恋人を失い、長い人生の休暇にさしかかった隆一は、会場でミライと出逢う。ミライは、人嫌いだったという父親の行方を捜していた。手がかりは「厭人」「ゴリ」、二つのあだ名だけ。痕跡を追い始めた隆一の前に、次々と不思議な人物が現れる。記憶の彼方から浮かび上がる、父の消えた70年代。キューブリック、ベトナム戦争、米軍住宅、そして、特撮ヒーロー番組“宇宙猿人ゴリ”-。


<感想> ★★★★☆

タイトルになっているエンジンはいくつかのキーワードを兼ねて

いる言葉ですが、その中で大きなキーポイントは『宇宙猿人ゴリ』

です。 それってなんじゃらほいと仰る方も多いと思いますが、70

年代の初めに放映されていた特撮ヒーロー物です。 その後タイ

トルが『スペクトルマン』に変わりますが、その内容に関してはほと

んど記憶がありません。 思えば再放送の回数も少なかったので

はないでしょうか?


さて、本書は幼稚園の同窓会の招待状が舞い込むという突飛な

冒頭からはじまります。 ちょっと謎めいている幼稚園と行方不明

になっている父親と思われる男の影。  今まで読んだ中島作品

は食いつきがイマイチだと感じていましたが、このミステリーっぽ

い展開は読者をぐいぐい引っ張っていきます。 


この作品を端的に言えば、団塊ジュニアに属する女性のルーツ探

しですが、それだけに留まらず、70年代そのものを検証するという

試みもなされているように感じました。 そのツールのひとつがタイ

トルにもなっている『宇宙猿人ゴリ』となるわけです。 


まとまりのない感想になりましたが、ネタばれになるのでこれ以上書

くことができません。 ただ、『宇宙猿人ゴリ』(スペクトルマン)を知ら

なくても作品は十分に楽しむことができます。




中島京子さんの作品に興味のある方。 特に中島作品はちょっと退

屈だとお感じの方に強くおススメします。

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Comment


 

Re:「エ/ン/ジ/ン」 中島京子(08/06)

『宇宙猿人ゴリ』
って、あの
「ス、ぺ、く、と、る、に、へ、ん、し、ん、せ、よ」ってヤツのですか?
アレが分かる世代って(笑)
あ、私、わかっちゃったwww
言い訳させてもらえれば…兄の影響です!
うち、おもちゃやだったし…
ストーリーはおぼえてないよ!この台詞だけです!!!(必死)

 

くまさん555さん

>『宇宙猿人ゴリ』
>って、あの
>「ス、ぺ、く、と、る、に、へ、ん、し、ん、せ、よ」ってヤツのですか?

う~ん。 たぶんそうだと思われます。(汗)

>アレが分かる世代って(笑)
>あ、私、わかっちゃったwww
>言い訳させてもらえれば…兄の影響です!
>うち、おもちゃやだったし…
>ストーリーはおぼえてないよ!この台詞だけです!!!(必死)

カミングアウトありがとうございます。(笑)
私も後番組の『怪傑・ライオン丸』(←ライオンが馬に跨って颯爽と登場するやつ!)は鮮明に覚えているんだけど『スペクトルマン』はホントにおぼろげなんですよね・・
それを踏まえると、くまさんと私はほぼ同世代?

 
 
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