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07-05(火)

「エルニーニョ」 中島京子


女子大生・瑛は、恋人から逃れて、南の町のホテルにたどり着いた。そこで、ホテルの部屋の電話機に残されたメッセージを聞く。「とても簡単なのですぐわかります。市電に乗って湖前で降ります。とてもいいところです。ボート乗り場に十時でいいですか?待ってます」そして、瑛とニノは出会った。ニノもまた、何者かから逃げているらしい。追っ手から追いつめられ、離ればなれになってしまう二人。直木賞受賞第一作。21歳の女子大生・瑛と7歳の少年・ニノ、逃げたくて、会いたい二人の約束の物語。


<感想> ★★★★☆

本書は中島京子さんの直木賞受賞第一作です。


恋人から逃れた女子大生の主人公と、旅先で出会った訳アリ

の少年との旅をロードムービー風に描いていきます。 舞台に

なっているのは架空の南の島かと思いつつ読み進めていまし

たが、新幹線が出てきたりして・・・・・あっ!ここは○○だと気

がつきました。 


そのあたりの地域の捉え方がすごく新鮮で、ところどころにフ

ァンタジーのように挟まれる歴史のなかでの小さな出来事が

強い印象を残します。 


それぞれがある理由で逃れるための旅をしているわけですが、

切迫感を抱える二人の描き方も秀逸でした。


痛快なエンターテイメントを期待するとハズスと思いますが、読

んだあとに何かが残る一冊だと思います。 

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