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07-03(日)

「消し屋A」 ヒキタクニオ



オカマの蘭子とともに福岡に流れてきた消し屋の幸三。久々に訪れた博多のヤクザから依頼された今回のターゲットは、ホークスの名捕手・真壁。内容は、殺しはナシで、彼を一試合の間だけ消すという奇妙なものだった。野球一筋で真面目な真壁には、スキャンダルなど付け入る弱味がない。幸三が取った手段とは。



<感想> ★★★★☆

B級映画という言葉があります。 いわゆる名作の範疇には入らないも

のの、低予算で作られらたにも関わらず、それなりにコダワリのある作

品を指すときに使われるようです。


さて、それらの要素を小説に当てはめるのはいささか無理があるような

気がしますが、本書を評するならB級映画ならぬB級小説といったとこ

ろです。


主人公はオカマと暮らす一匹狼の消し屋(殺し屋)。 脇を固めるのは

博多のやくざとプロ野球選手。 あらすじからは典型的なドタバタ小説

しかイメージできませんが、なかなか面白いピカレスク小説でした。 


正直って主人公のキャラ造形が弱いと感じましたが、脇を固めるキャ

ラクターが魅力的です。 特に経済やくざとプロ野球選手はピカイチ

でした。 加えて、賭博や野球の試合を描写する筆のキレ味はハンパ

ではありません。 


上質なエンターテイメントという言葉もありますが、著者は意識してそれ

を避けているような節があります。 この作品はシリーズ化されているよ

うです。 しばらくはB級小説を堪能しようと思います。
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