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06-26(日)

「鷺と雪」 北村薫




令嬢と女性運転手が活躍する<ベッキーさん>シリーズ、完結!日本にいるはずのない婚約者が写真に映っていた。英子が解き明かしたからくりは--。そして昭和11年2月、物語は結末を迎える



<感想> ★★★★★

本書は北村薫さんのベッキーさんシリーズ三冊目の最終巻。

第141回直木賞受賞作です。


タイトル、時代背景。 そしてシリーズ二作目から出てくる青年

将校。 この作品(シリーズ)の着地点はおおかた予想がつい

てしまいます。


その着地点に向けて、メインキャラクターの英子とベッキーさん。 

脇を固める魅力的なキャラクター達をどのように動かしていくの

か?


そして、彼女たちが立ち回る舞台である昭和初期の風をどれだ

け織り込んでいくかがキモになるわけですが、そのあたり北村薫

さんは実力をまざまざと見せつけてくれます。 


作品中で出てくるいくつかのエピソードは実話を元にしているよ

うで、丹念な取材もなされているようです。 インタビュー記事に

よれば最後のエピソードも実話に基づいているそうです。 


令嬢として、蝶よ花よと育てられた主人公英子のこれからを待ち

受けているのは戦争という闇。 そして敗戦。 太宰治『斜陽』

を引き合いに出すまでもなく、彼女は時代が生み出した怒涛の

波に翻弄されていくことになります。 


それを踏まえるとするなら、無邪気な英子とそれを見守るベッキ

ーさんの物語は一段と輝きを増すように思えます。
 

シリーズ一作目からお読みになることを強くおススメします。

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