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06-04(土)

「草祭」 恒川光太郎


たとえば、苔むして古びた水路の先、住宅街にひしめく路地のつきあたり。理由も分らずたどりつく、この世界のひとつ奥にある美しい町“美奥”。母親から無理心中を強いられた少年、いじめの標的にされた少女、壮絶な結婚生活の終焉をむかえた女…。ふとした瞬間迷い込み、その土地に染みこんだ深い因果に触れた者だけが知る、生きる不思議、死ぬ不思議。神妙な命の流転を描く、圧倒的傑作。


<感想> ★★★★☆

本書は恒川光太郎さんの文庫最新刊です。


さて、ホラー小説というジャンルがあります。 ひと昔前なら、怖さと

気持ち悪さ(スプラッター)のみがその良し悪しを判断する材料にな

っていたように思いますが、朱川湊人さんの『花まんま』以降、ホラ

ー小説は細分化されてきたような気がします。 かつて、ミステリー

がそうであったように一般文芸との垣根が低くなりました。 その中

にあって、恒川光太郎さんは読者を確実に異界に導いてくれる作

家の一人です。 


本書は連作短編で舞台は美奥という町。 それぞれの時代で深い

悲しみを背負った人達が登場するわけですが、この作品の主人公

はあくまで町(土地)です。 いずれもハッピーエンドではありません

が、そこが恒川光太郎ワールド。 ファンは120%納得のいく作品

だと思います。


朱川湊人さんには癒されているけど正直言って物足りないと感じ

ている方。 岩井志麻子さんはビミョーなんだよね・・・とお感じに

なっている方におススメします。


恒川光太郎さんのブログを発見しました。 ホラー作家らしからぬ

フツーのブログでした。コウタライン

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