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05-28(土)

「錨を上げよ」 百田尚樹


戦争が終わってちょうど十年目、いまだ空襲の跡が残る大阪の下町に生まれた作田又三。高度経済成長、六十年安保闘争、東京オリンピック、大阪万博、よど号ハイジャック事件、日本列島改造論、石油ショック-激動の昭和の時代、生まれながらの野生児、作田又三は、人生という荒海を渡っていく。いざ、海図なき嵐の海へ。さあ、錨を上げよ!疾風怒濤の2400枚。圧倒的青春小説。


<感想> ★★★★☆

本書の著者である百田尚樹さんはデビュー作である『永遠の0』

がベストセラーになりました。 関西地域では『探偵!ナイトスク

ープ』
(←この番組何ゆえ関東ローカルでは冷遇されているんですよ

ね。 すげぇ面白いと思うんだけど・・・)
の放送作家として知られて

いるようです。 


さて、昭和30年代からバブル崩壊までを舞台にした一人の男の

物語は上下巻1200頁という大長編です。 加えて、本屋さんの

平積台で見た渋めの装丁とタイトルから、なんか高尚っぽい・・と

思いましたが、読みやすくてスルスル読めるエンターテイメントで

した。


あらすじには青春小説と書かれていますが、本書の肝は冒険活

劇的な要素だと思います。 主人公のキャラクターは破天荒だし、

人生の転機についても深く語られているわけではありません。 

私が子供のころ『どてらい男』というTVドラマが放映されていまし

たが、それと似たものを強く感じました。 とにかく、読者を飽きさ

せず1200頁の小説を読ませてしまう筆力に圧倒されます。


ただ、この破天荒な主人公の女性に対する考え方は、きわめて特

殊です。 結果的にそれがアキレス腱となって様々な失敗を繰り返

すことになります。 男性目線で読むならその愚かさを笑いながら

読むことができますが、女性目線で読むなら途中でこのキャラクタ

ーに愛想を尽かしてしまうかもしれません。 興味のある方はその

あたりを踏まえた方がいいかもしれません。


作家の読書道 第107回:百田尚樹さん

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読みがいがありそう

上下本でぶ厚そうですねえ。それに読みがいがありそう(うっしっし)
百田さんの本で『永遠の0(ゼロ)』を読みましたよ。
文庫本でこれまたぶ厚く、全部読めるかなあ?などと思っていましたが、すいすい読めておまけに涙も鼻水もでるので途中休憩しながら読みました。
この文庫には戦時中の地図がなくて、そのへんは不満でしたねえ。あとで地図を確認したらびっくりしましたよ。狂気としか思えません(現在の日本政府にも言えますが)
これを読んでから、太平洋戦争の事をもっと知りたいと思いました。
手帳にメモしましたので、図書館で探して読んでみますね。

 

まるまろうさん

こんばんはぁ~♪

>上下本でぶ厚そうですねえ。それに読みがいがありそう(うっしっし)

すげぇ~分厚い二冊組っすよ♪♪♪
私は昼休みに読むことが多いので持ち歩きましたがかなり重かったです。

>百田さんの本で『永遠の0(ゼロ)』を読みましたよ。
>文庫本でこれまたぶ厚く、全部読めるかなあ?などと思っていましたが、すいすい読めておまけに涙も鼻水もでるので途中休憩しながら読みました。
>この文庫には戦時中の地図がなくて、そのへんは不満でしたねえ。あとで地図を確認したらびっくりしましたよ。狂気としか思えません(現在の日本政府にも言えますが)

『永遠の0』は文庫が出ているし、かなり気になっているいる一冊です。 まるまろうさんはハマったようですね。 私もハマッってみたいと思います。(うっしっし)

 
 
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