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05-08(日)

「翼に息吹を」 熊谷達也


昭和20年、知覧。特攻機の整備を担当する須崎少尉は、死に向かって旅立つ戦友たちをひたすら見送り続ける。そんな自らの存在に少なからぬ屈託を覚えつつも、淡々と激務をこなす須崎の前に、不吉な影を纏った特攻隊員・有村少尉が現れる。何度飛び立っても「機体の不調」を理由に戻ってくる有村に基地の空気は冷たい。しかしそれに同調できない須崎は、この戦場で決定的に自分が「局外者」であることを思い知る。


<感想> ★★★☆☆

本書は熊谷達也さんの最新刊です。


さて、本書の舞台は第二次世界大戦末期の知覧。 申し上げ

るまでもなく、ここで描かれているのは特攻隊の物語です。 


その悲劇についてはさまざまな手段で現在も語り継がれてい

るわけですが、本書のの特長は、主人公が特攻隊員の飛行

機を整備する士官だということです。 日々、飛行機の整備に

情熱を傾けながらも、その矛盾と葛藤するさまがよく描けてい

ます。


戦争をまったく知らない世代の作家が描く戦争モノといえば、

古処誠二さんが思い浮かびますが、語り継がなくてはならな

いという使命感において二人の作家の思いは共通している

ように思います。 


ただ、単純に小説として読むならサブキャラクターである有村

少尉の謎?が若干消化不良気味でした。 このあたりを深く

掘り下げても良かったのではないかと思います。


みなさんの感想(読書メーター)

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Comment


 

メモしました

先日、第二次世界大戦中の小説を読みましたので、メモしました。
新刊なのですぐに読めないでしょうけれど、待ちます。
熊谷さんの名前は、きたあかりさんのところで初めて目にしました。どんな作風か楽しみです。

 

まるまろうさん

こんばんはぁ~♪

>先日、第二次世界大戦中の小説を読みましたので、メモしました。
>新刊なのですぐに読めないでしょうけれど、待ちます。

この作品の主人公は整備をするのが仕事なんだけど、整備がうまくいけばパイロットは特攻に行くわけで、そのあたりの葛藤がよく描けていたと思います。

>熊谷さんの名前は、きたあかりさんのところで初めて目にしました。どんな作風か楽しみです。

熊谷さんはマタギを扱った『邂逅の森』という作品がピカイチでした。 私もいつか素手で熊と闘ってみたいものです。(笑)

 
 
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