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04-06(水)

「窓の魚」 西加奈子


温泉宿で一夜を過ごす、2組の恋人たち。静かなナツ、優しいアキオ、可愛いハルナ、無関心なトウヤマ。裸の体で、秘密の心を抱える彼らはそれぞれに深刻な欠落を隠し合っていた。決して交わることなく、お互いを求め合う4人。そして翌朝、宿には一体の死体が残される-恋という得体の知れない感情を、これまでにないほど奥深く、冷静な筆致でとらえた、新たな恋愛小説の臨界点。



<感想> ★★★★☆

『さくら』がブレイクしてメジャーになった西加奈子さんの作品に

対して癒し系、ほっこり、などというレビューをしばしば見かけま

すが、個人的にはトンガり系の作家なのではないかと思います。 


いっけん心地よさそうなクッションですが、その上に深く腰を下

ろすとビミョーな心地悪さが伝わってくる。 ただ、この心地悪さ

こそが西加奈子さんの持っている個性(文学性)なのではない

かと思います。

 
さて、それを踏まえるなら本書のクッションはかなり薄くて、癒し

系、ほっこりとは縁遠い作品です。 解説で中村文則さんがデ

ビュー作の『あおい』に通じる作風だと書いていますが、私も同

じ感想を抱きました。 ただ、かなり荒けずりだった『あおい』

比較するなら円熟を増しているように感じました。 例えるなら

文学色の強い心理サスペンスといったところです。


あのさぁ~私も売れるからっていう理由で普段はJ-POP

なんて唄ってるけど、ホントはバリバリのロックが唄いたい

んだよね・・・・。


そんな西加奈子さんを味わいたい方におススメします。 


みなさんのレビュー(読書メーター)

西加奈子他作品のレビュー(当サイト)


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