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03-26(土)

「いらっしゃいませ」 夏石鈴子


楽しいかどうかなんて重要じゃない。会社で働く女の子にとって必要なのは、つまらないことも我慢できること、そして、その我慢のなかでも何かを忘れないことではないか―。短大の英語科を卒業後、出版社の受付に配属されたみのり。初めての経験で戸惑うことばかりの毎日を過ごしながらも、持ち前の正義感でみのりは社内に新風をもたらしていく。初心で胸を膨らませた新入社員と、初心を忘れたかつての新入社員へ贈る、初めての受付嬢小説。


<感想> ★★★★☆

本書は短大(←激減しちゃいましたね)を卒業して、出版社の受付に配属

された新人OLの話です。 あらすじを読むと『ショムニ』『働きマン』など

の職根モノ(←職業根性)をイメージされる方もいらっしゃるかもしれませ

んが、舞台はいたって穏やかな四半世紀前です。 


新人OLの主人公が会社での自分の役割や、やりがいをいかにみつけ

るか?というのがテーマになっていますが、そのキャラクターは『今日も

やっぱり処女でした』
のあおいを彷彿とさせます。 夏石さんの描くプチ

不思議ちゃんキャラはクセになります。


さて、夏石鈴子さんといえば『新解さんの謎』の仕掛け人編集者として

知られています。 文藝春秋社のバリバリ編集者というイメージがあ

るわけですが、あとがきや白石一文さんの解説を読むと、この作品は

夏石さんの自伝に近いことがわかります。 作品のトーンはユーモア

路線ですが、あとがきを読むとこの作品にこめられた想いに触れるこ

とができます。 


夏石ファンはもちろんですが、どこかのんびりしていた時代にOLデビュ

ーされた方にもおススメします。




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