プロフィール

きたあかり

Author:きたあかり
文芸書中心の読書日記です。
読書傾向はフリーエリアの円グラフを見てください。 サイトのご案内

フリーエリア
ひとこと掲示板
FC2カウンター
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

-----(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
02-19(土)

「ママの狙撃銃」 荻原浩



「もう一度、仕事をしてみないか」ふたりの子どもにも恵まれ、幸福な日々を送る福田曜子の元に届いた25年ぶりの仕事の依頼。幼い頃アメリカで暮らした曜子は、祖父エドからあらゆることを教わった。射撃、格闘技、銃の分解・組み立て…。そう、祖父の職業は暗殺者だった。そして曜子は、かつて一度だけ「仕事」をしたことがあった―。家族を守るため、曜子は再びレミントンM700を手にする。荻原浩の新たな地平。“読み出したら止まらない”サスペンス・ハードボイルド。




<感想> ★★★★★

突然ですが、年末から図書館を利用しています。 今まで収めた

地方税を取り返す勢いで利用しまくっているわけですが、すげぇ~

読みてぇ!!
と思う新刊本は予約がたくさん入っていて入手困難

です。 しかし、本を返しに行って手ぶらで帰ってくるわけには行き

ません。 結果的に、これビミョーだな・・という本にまで手を出して

しまいます。 


さて、本書に関していえばビミョーどころか、ゼッタイにつまんないだ

ろうなという先入観で貸りました。 主婦がスナイパーなんて・・・・子

供のころから『ゴルゴ13』を愛読し、数多くの国際謀略モノを読んで

きた私からすればこんな設定はありえません。 ところが・・・・・

荻原浩キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!(←古いっすね・汗)

という作品でした。


念願のマイホームを手に入れた専業主婦がガーデニングにいそしむ

冒頭。 しばらくは細部にいたるまで完璧な家族小説です。 そこに

彼女の過去を知る人間から仕事の依頼が・・・ここからは完璧なハー

ドボイルド小説です。 文章自体も締まっていて、コミックでいうならい

きなり画が劇画調になった感じです。 


これ以降はそれぞれがクロスしながら展開していきますが、彼女がな

ぜスナイパーになったのか?そしてなぜ今はフツーの主婦なのかに

ついても手抜かりなく語られています。


主婦が主人公の家族小説と暗殺者を描くハードボイルド。 

相容れるはずのない二つの要素を融合させながらも無理や破綻はい

っさいありません。 


この作品も『愛しの座敷わらし』同様落しどころが気になります。 再び

狙撃銃を手にした彼女はフツーの主婦に戻ることが出来るのか?


2011年になって二ヶ月が過ぎようとしていますが、今現在今年のベス

ト1です。 残り10ヶ月これ以上の作品に巡り合いたいものです。

関連記事
スポンサーサイト
 

Trackback

URL :
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 

Comment


 

すげー読みたい新刊本は

ご利用の図書館のWWWサービスなどを活用して
早めに予約入れると
割合だいじょうぶだと思われます。
がんばって!

でも、たまぁにこんなふうな
「自分的アタリ」に出会うとうれしいですね。

 

カオりさん

こんばんはぁ~♪

>ご利用の図書館のWWWサービスなどを活用して
>早めに予約入れると
>割合だいじょうぶだと思われます。
>がんばって!

新刊だっ!ネット予約だっ!!と日々頑張っているんですが、目ざとい人はたくさんいらっしゃるようで、私が予約を入れると三桁予約待ちだったりします。
職場も負け組みですが、図書館も負け組みです。(笑) ただ、県立図書館は穴場で同じ本でも予約待ち人数が極端に少ないです。

>でも、たまぁにこんなふうな
>「自分的アタリ」に出会うとうれしいですね。

そうですね!絶対に買わないだろうと思う本なので、図書館で大当たりです。

 

Re:「ママの狙撃銃」 荻原浩(02/19)

図書館司書をしている友達から聞いたんですが、村上春樹の「1Q84」が出たとき、Book3が出るかもしれないという噂の段階から、すでに多数の予約が入ってきたそうです。わたしなんぞ足元にも及ばないような、気合の入った本好きさんもいるんですね。
ちなみに私は、世の中で話題になってからよっこらしょと予約を入れて、何十人もの人が読み終わるのをおとなしく待っているタイプですよ。

 

ぱぐら2さん

こんにちはぁ~♪
亀レスすんまそん。

>図書館司書をしている友達から聞いたんですが、村上春樹の「1Q84」が出たとき、Book3が出るかもしれないという噂の段階から、すでに多数の予約が入ってきたそうです。わたしなんぞ足元にも及ばないような、気合の入った本好きさんもいるんですね。

それって気合入りすぎっていうか、かなり理不尽なお願いですね。 こんな世の中なので司書の方も足蹴にはできないし・・・ご苦労お察しいたしますとお伝えくださいません。(笑)

>ちなみに私は、世の中で話題になってからよっこらしょと予約を入れて、何十人もの人が読み終わるのをおとなしく待っているタイプですよ。

図書館を利用し始めてわかったのは、購入する以上に「自分が読みたいと思う本を選ぶ」ことが重要だということです。 さらに精進いたします。

 
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。