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12-18(土)

「そのころ、白旗アパートでは」  伊藤たかみ




「俺たち、“人生の降参者”みたいですね─」金ナシ、ヒマあり、未来ナシ!?新・平成アパート物語!誰しもに訪れ、いつか後ろに置いてきた「そのとき」を瑞々しく描く連作短編集。



<感想> ★★★★☆

本書は芥川賞作家である伊藤たかみさんの最新刊。

取り壊し間際のおんぼろアパートを舞台にして、モラトリアム期間にいる三人

の男性を描く連作短編です。


さて、本書の装丁やあらすじを読むと、すらすら読める軽い感じの作品をイメ

ージされるのではないかと思います。 私もそのつもりで読みはじめましたが、

この手の作品ではしばしば類型化されてしまいがちなキャラクターにオリジナ

リティーを強く感じました。 キャラ造形に手抜きがないので、コミカルな語り口

や彼らが交わす軽めの会話の後ろに隠されている微妙な影のようなものを感

じ取ることができます。 それが独特の深みになっていて、最終的にはすらす

ら読めるけどイイ感じ
の作品に仕上がっています。


あらすじに新・平成アパート物語!と書かれていますが、私は70年代の青春ド

ラマ(「俺たちの・・」シリーズあたり)をイメージしました。 

芥川賞作家伊藤たかみさんはいい感じに化けてきたかなぁ~?そんなことも

感じた一冊でした。


愛を意味もなくばらまくのは、テロリストだよ。←109頁




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Comment


 

Re:「そのころ、白旗アパートでは」  伊藤たかみ(12/18)

こんにちは。伊藤たかみさん、頑張ってるみたいですねー。
この本もチェックしていて、少し前に図書館で借りたのですが
返却日までに読めず、そのまま図書館にお帰りになったのでした(泣)
なんと、「少女外道」も、角田さんの「ツリーハウス」も、図書館に帰っておしまいになり……
こどもが友達に借りてきて「ママも読む?」と貸してくれた「KAGEROU」も
時間切れでお帰りになってしまいました……。
かなしーーーーー!
仕事の締め切りに追われ忙しく 本が読めない悲しいこの頃であります。 

 

kayokorinさん

こんばんはぁ~♪

>こんにちは。伊藤たかみさん、頑張ってるみたいですねー。

まぁ~イロイロありましたからね・・・。
芥川賞作家としては健全な化け方をしていると思います。

>この本もチェックしていて、少し前に図書館で借りたのですが
>返却日までに読めず、そのまま図書館にお帰りになったのでした(泣)
>なんと、「少女外道」も、角田さんの「ツリーハウス」も、図書館に帰っておしまいになり……
>こどもが友達に借りてきて「ママも読む?」と貸してくれた「KAGEROU」も
>時間切れでお帰りになってしまいました……。
>かなしーーーーー!
>仕事の締め切りに追われ忙しく 本が読めない悲しいこの頃であります。 

おぉ!!それは惜しいことをしましたね。
『少女外道』巷ではそれほど話題になっていませんが「読書メーター」のレビューはスゴい伸びです。
寝る間を惜しんでも読む価値はあると思います。

 
 
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