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10-10(日)

「千年樹」  荻原浩


東下りの国司が襲われ、妻子と山中を逃げる。そこへ、くすの実が落ちて─。いじめに遭う中学生の雅也が巨樹の下で…「萌芽」。園児たちが、木の下にタイムカプセルを埋めようとして見つけたガラス瓶。そこに秘められた戦争の悲劇「瓶詰の約束」。祖母が戦時中に受け取った手紙に孫娘は…「バァバの石段」。など、人間たちの木をめぐるドラマが、時代を超えて交錯し、切なさが胸に迫る連作短編集。


<感想> ★★★★☆

本書は樹齢千年を越える大木の前で繰り広げられる、さまざまな

ドラマを描く連作短編です。 8つの短編が収められていますが、

ひとつの短編に2つの物語を交錯させて、主人公も時代も異なる

16の物語を読むことができます。


さて、荻原浩さんといえば直木賞候補になった『愛しの座敷わらし』

や、映画化された『明日の記憶』などで知られていますが、その作

風は幅広く多岐にわたります。  


本書も時代小説、ミステリー、恋愛小説、ホラー、懐古小説。 さまざ

まな味つけで、あらゆるジャンルを堪能することができます。 時代

小説とホラーに関してはあまり読んでいないので何ともいえませんが、

その他のジャンルに関してはツボを抑えた巧い短編だと思います。


ただ、全体の流れや、作品を支配する雰囲気は若干重いです。 私

は嫌いではありませんが、あちこちのレビューを拝見すると、そのあ

たりをウィークポイントとされている方も多いようです。


元気な時にお読みになることをおススメします。

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