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10-03(日)

「札幌刑務所4泊5日」 東直己


ハードボイルド作家は考えた。「一度は刑務所というものに入ってみたいものだ…」かくして、ちょっとした交通違反の反則金をテッテイ的に踏み倒し続けた著者は、念願の押しかけ入所を果たしたのであった―。入ってみてわかった、塀の中の不可思議なオドロキに満ちた実態とは?読めば読むほどしみじみと可笑しい、傑作ドキュメンタリー。


<感想> ★★★☆☆

突然ですが「労役」という制度はご存知でしょうか?

軽微な交通違反に科される反則金を払わないと、いくつかの段階を経て

最終的には「労役」に行き着くことになります。 反則金(罰金)を労働に

よって支払うという制度ですが、それって「懲役」とどう違うのか?「禁錮」

とはちがうのか?という疑問に答えてくれるのが本書です。


体験者(著者)はハードボイルド作家の東直己さんです。

交通違反をしたのをきっかけに「労役」を目論む著者の姿勢は明らかに

ふざけていて、読者のよっては噴飯モノかもしれませんが、収監されるま

での手続きや裁判所のやりとりは、我々が知ることのない司法の裏側を

垣間見せてくれます。


この手のルポルタージュは、ともすれば上から目線のものが多いように思

います。 相手がどのような立場であれ対象をこき下ろすという姿勢はどう

もいただけません。 それを踏まえるなら、著者の謙虚な姿勢は好感がも

てます。 ただ、本書は『獄窓記』のように矯正施設内の問題点を云々など

という目的はいっさいないし、学べるものは皆無です。 

でも、そこがいいと思うんですよね・・・。
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